なんていうか恋をしていたりしなかったり。
ぎゃふん、ってゆう口癖。
それをわらう
きみの声が誘惑するからこうやってぼくが疲れる。

久しぶりのきみがやけに素直にぼくの名前を ....
 
走る




追う






手を伸ばす








届かない
                  重心がずれて、




 ....
 
ちょっと生まれ変わる。
「それはとても阿呆らしい。」
あの子が言う。

何かを知る。
何かを忘れる。
きみの顔を知っていた。
きみの声から忘れていった。

何も ....
名前を呼んでは返事するきみに
「よんでみただけだよ。」と伏せたひとみでわらうと
きみはいつだって「なんだよ、」としょうがない笑顔で聞くから
それがすきなわたしはいつだってあなたの名 ....
初期設定のままの彼の着信音、
きみの名前を叫んで駆け出した フォーティファイブ。

だいすきなひとを傷つけて臨んだ平和は荒野のそれだった。
青いプラスチック、カメラのファインダー。
 ....
 
やさしい虚無感。

それを今感じている。



何かしたいのに何もできないお昼。
ただ甘えただけの自分。

わたしはギターに触れる。


わたしが過去踏み割っ ....
一. 八月の再生


それは何故か寒い八月の最期でした。
私は一人、窓という格子に挟まれた中の
限られた空を見上げて、煙管をふかしていました。
すると明け方の空がぼんやり ....
 



歪みはじめた世界の端で
あなたのせなかに然様ならを告げた。


ひっしにつかんでいたあの糸は赤じゃなかったの。
ミシン糸のような細さだから
あたしの手をずたずたにしてしま ....
母の胎内、それは、それは暗かったことを記憶している。
(そこにまだ君はいない。)


どくん、         どくん、                 と、
深く響き渡る嫌な音が絶え間なく ....
 


(ここはゆめあと、



          ぼくはいまどこ?





      きみはこそあど、



                       そ ....
 

その呼吸すら純潔、

されど言ふあなたは
まごうことなく悪辣。




(恋をしていると

   楽しいけれど



      恋をしている人間は

 ....
ふたりの写真を切り取って恋と呼んだ。
かけあわせた煙草がおちた。
それはまるで落ちていくふたり、
林檎の蜜が紅に染まった
端からこぼれおちる液こそが血
きみの素肌に触れた夜。

 ....
 

みずを このむ のは
塩分も 糖分も じゃまを しないからだよ。


丁度好いのは きみ   が
さっぱりした せいかく、の
からくも

あまくも ない

おとこのこだか ....
 
ぼくらが望んだのは、
お互いが空気のような存在感だったの。
ちゃんとあるときにはそのたいせつさにきづかないで、
いなくなるだなんて想像もできなくって
でも じっさいに
なくなっちゃえば ....
そういえばの心意気はもうとっくになくしたの
とりあえずの程度では夢を追うこともままならずに
たったひとりその気分を満喫、たたずんでみた。


さすればきみが愛おしくなって
いわゆる ....
ぼくらのうしろにできる道は

いっぽんみち。


きみは 事実なんて 過去と現在の中にしか ない

のだと   言う  けれど、


きみはきみの かこの すべて  ....
 
外では雨がふっています。
あなたの音はきこえない。
窓をたたきつける声がなんだか
あなたに対するあたしの気持ちのようで

ひとり、室内雨にうたれているのです。

開いたままのアート ....
たった今きみがすきだよ。
ふたりで世界を共通しているの。

たった今ぼくはひとりだよ。
共通したふたりは今やひとつとひとつ。


世界がきみをあいしているから
ぼく ....
(いつだってふりむいて、確かめていてね。)


ひだりがわ、って、
すきです。
理由はあります。
言わないのは、ひみつにしておきたいから。


すきよ、 すき。 ほんとうに ....
 



知らないきみは嘆いた。
海のあおさと空のあおさははなから別物ときめていた。
そんな中ぼくはゆらめきをみつけた。
きみは蜃気楼のなか、たっていた。

ふたりにはじまる物語はな ....
そうやって必死になると
するりと逃げていくから
君が求めるのは最期の、 。
(ほら、目をつむってよ、僕もつむるから。)
目をつむっている君を見ている3センチメートル


心の部屋 ....
 


きみが然様なら、と言って手を閉ざすと


(今までの全て、(と形容するには膨大すぎるものが)ミリの単位で崩れていくのです。)



 
 

そうでもなかった感情は
特に何のこともなく その形状をそうしつ、
きっとその程度のものだった だなんて
言わせてくれない、おびただしい程の記憶
切ない詩が嫌いな今、
乙女全開で引き ....
 


ふたりが十字架を構成するラインになったら、
今度こそは誓いをたてよう
なまぬるくって抜け出せる程度
うらをかける隙をのこしておこうね
あなたはなわぬけが得意だから
そくばくに気 ....
 



君という薬は僕の糧。
君という夢は僕の未来。
君という恋は僕の望み。
君という華は僕の憧れ。
君こそが僕の全て。

君が笑うと、
僕は笑う。
君が泣くと、
僕だって ....
 

今は何もきかない
それはあなたを想ってだとか、
そういう風にいえれば格好良いのだけれど
あたしまだそんな小粋な女を演じられる程経験もない
ただ今きけばあたしが崩れそうで、こわい。
 ....
 
みみにかみをかけるあたしをみて
はぁとを溢れ零したあなた
そこはかとなく単純だよ

そまった紅はあたしが引き受ける
ほおをなでてあげるから、こちらにおいで
かわい  い


ふ ....
あなたは空に浮かぶオレンジ、
自転、公転を無視して得られたのは
とびきりのパッション
日差しが強くなってきたから外にでよう
光合成の延長上で僕も溶けられればきっと
君を構成する ....
 
一年たったきょう、おもいかえせば
そう、あたしにとってのきみは
ことばであると同時に数個のピクセルでしかなかったが
その影響力はけっしてばかにはできないほど尋常じゃなかった。

どちら ....
 
僕らはつよいいきものです。
笑顔でひとをきずつけて、
そこに理由なんてものは特になかったりするんだからもう
手に負えないかんですらただようよね。

君の笑顔をにくらしいと思う日がくるだ ....
哀詩(83)
タイトル カテゴリ Point 日付
一ヶ月の距離を自由詩009/1/19 7:43
それを青春と呼ぶ自由詩109/1/6 9:30
21:自由詩208/12/30 7:39
あなたは何故一番甘えた声で然様なら、と言ったの?自由詩108/11/12 6:13
きれいばっかじゃない、自由詩008/10/22 19:02
想い出横丁一丁目。自由詩008/9/13 23:00
八月の再生自由詩308/9/1 4:34
めまい。自由詩108/5/30 8:55
胎内。散文(批評 ...008/4/12 6:09
路傍の恋。自由詩008/4/2 10:40
恋、自由詩008/3/22 12:50
繋いだ手のないふたり。自由詩108/3/3 6:26
きみをいとわない。自由詩208/2/22 11:06
ぼくらの呼吸の行方。自由詩1*08/2/7 4:27
ひっきょうの心根。自由詩308/1/26 7:46
きみとぼくの事実。自由詩208/1/23 2:16
雨の日、きこえて自由詩008/1/18 9:34
世界をあいしている焦燥自由詩008/1/16 11:08
あたしは絶対にひだりがわにいるから、自由詩008/1/15 9:52
きみとぼくのおわりつづける物語。自由詩108/1/12 6:08
キスを使用理由。自由詩008/1/10 8:05
最期の最後のサイゴのさいご。自由詩008/1/6 0:04
ひきにあえ、ずりまかれ-んあいなんてもうしない?自由詩108/1/5 8:05
あいしてるちぇーん自由詩007/12/14 9:59
自由詩207/12/13 10:36
ふたりのロンド自由詩107/12/9 12:07
昨日とはちがう、自由詩107/12/9 8:11
きみはたいよう、otherwise a basketball自由詩007/12/7 13:49
電脳的な、或いは自由詩107/12/3 7:07
あいの凶器(、それは狂気?)自由詩007/11/19 10:18

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