【愛してる】
これ以外では表せず
君に捧げる五文字の心
友愛と恋の違いを知り得ずに
ただ愛だけが心を占めた
世界中誰に聞いてもわからない
【愛】の意味は自ら生み出す
最終日を待たずして
昨日のうちに
決めてしまった君
さみしいよ
かなしいよ
やめないで
僕の前では
泣 ....
終わらないことなど
一つとして無い
そんなこと
言われなくても
『知っていた』
そう、『知っていた』だけ
知識だけで
本当は
『解って』いなかっ ....
朝露に光る姿は艶やかに彩り添える紫陽花の花
清流に若鮎跳ねる今もまだ大志をせなに雄飛を胸に
揺れ動く穂波は仰ぐ空の青田には命の輝き満ちて
雨続く窓の際には子どもらが作りし ....
一人だけ何でも言える人がいる
ただそれだけが笑顔の理由
ひとりきり過ごす一日時長く
窓際近く微睡む陽射し
独り言呟きポツリ溢れ出し
止めど流るる滴と共に
....
言いたいのは
たった四文字
伝えたいのは
いろんなこと
声にならなくて
もどかしくて
言葉にしたくて
うまく纏まらなくて
いっぱい ....
一面に広がる三つ葉のその中に
必ずあるさ君の幸せ
白摘の花編み飾る冠に
想いを隠し頭に載せる
幸せを探したあの日
夕暮れの色に染まらぬ僕らの心
四つの葉見つけた時の ....
降り注ぐ雨音強く打ちつけて
声をかき消し絶えず涙す
濡れねずみ涙の跡もかき消して
変わらず空はただむせび泣く
誰がために声あげ泣かむこの空は
絶えぬ想いを涙に変えて
....
秋に生まれたから
桜が好きだから
好きな合唱曲が
こんなタイトルだったから
優しい香りの
この花が好きだから
私たちを作り出した
宙が好きだったから
花 ....
あいねがい
たえぬこころも
なくなくと
さらにながるる
みずからそらへ
誘われて
親元はなれ
駆け出した
風の向くまま
行方は知らず
降りたった
土壌は堅く
独りきり
見知らぬ土地に
不安を覚え
この土地に
深く根差した
モノとなり
大志 ....
花咲な
月が差し込む
夜にのみ
雪の色して
光仄かに
紫陽花に魅入っていたら置いてかれ 独りぽっちの雨の放課後
雨蛙ぴょんぴょん跳ねて彼方へと 愛するヒトを探しに行った
雨上がり黄昏どきの葉の雫 きらきらきらと光を放つ
悔やんでも過ぎた時間は還らない だから未来を選びだすのだ
成功もあの日犯した過ちも全てが今のここに繋がる
感情を無くせば死んだと同じこと 想う心は生の肥料に
過ちを幾度も重ね学 ....
やる気ない定期考査の勉強に机に向かえば夢へと向かう
始業ベル鳴って五分は頑張ったけれど眠気は容赦がなくて
取り敢えず解けるものだけ答えたら夢の世界へいざ参らんや
終業のベルでよ ....
逢い察す
君の心の奥深く
悲しみに似た藍隠し
煌めく星は君の涙に
哀察し
君の笑顔の奥深く
憎しみに似た愛隠し
揺らめく月は君の力に
かなしみに
君の心は彩られ
ま ....
朝焼けに見とれて朝練遅刻して怒声浴びても気分は良くて。
照りつける日差しの前にひれ伏して懇願するも陰にはならず。
夕暮れに烏の鳴き声木霊して去りゆく光惜しんで送る。
いつまでも
私は貴女の
子でいたい
そう思うのは
我が儘ですか?
いつの間に
貴女の背丈
追い抜いた
疲れた肩を
そっと抱き寄せ
これからは
貴女のことを
支えたい ....
あの頃の
二人に捧ぐ
カスミソウ
無邪気なままの
君は遠くて
歩き出す
二人の旅に
タンポポを
また逢える日を
祈りて贈る
「おはよう」と
笑顔で交わした
一日は
何故か心が
ふわり空へと
悲しさも
あなたの笑顔を
見た瞬間(トキ)に
遥か彼方へ
ひらり飛んでく
....
若葉燃ゆ
君の熱意に
照らされて
日毎世界も
情熱的に
桜散り
蒼き空には
つばくらめ
今日も世界は
光に満ちて
柏餅
大きなコイと
花ショウブ
行方は誰も
知らないようだ
口だけじゃ伝わらないと知っているだから私は手を動かすの
通じないこともあるから抱き締める必ず愛はあなたに届く
動かした手には想いが染み渡りあなたに向けて飛ばしているの
ふと見れば
隣に眠る
乱れ髪
その姿さえ
僕を虜に
囁いた
夜の気色は
失われ
流す滴は
藍へと染まる
ほらそこに
紋白蝶が
飛んでいる
きらきらきらと
光を放ち
にこにこと
太陽の子が
笑ってる
周りの全てを
明るく照らし
微笑んだ
君はまさしく
チュー ....
ふりゆくは
雫ばかりと
思はずに
ときの聲にぞ
君は過ぎ行く
春過ぎて
夏は今かと
待ちわびて
涼しき風が
眠りに誘う
風吹きて
匂い微かに
若くして
葉の青きこそ
初夏の気色か
『好きだよ』と想いを打ち込みまた消して完成しない君へのメール
未完成だけど気持ちが込もってる
送信ボタンを押さずに消した
ふがいないぼくの背中を
押したのは君が送った応援メー ....
『おはよう』と
交わす言葉に
含まれた
想いを感じて
愛察(アイサツ)となる
『また明日』
逢えると信じ
別れてく
確かな愛を
そこに感じた
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