きのうおれは

わるいことを思った

じぶん中心

きわまりないことを思った

そんなじぶんを憐れみ

さげすみ

困り果てていた

やっぱり限界だった


(いま起 ....
暗闇にいのちを

おもいっきり

ぶつけて

しまい

たく

なっ







それを静かに

ざわざわ見つめている


ぼくはあの誘惑にとりつかれている

こころが溢れだして

収拾がつかなく ....
あんなことされてたのに

よく好きでいようとがんばってたよなあ

いまさらながらゾッとした

洞窟からでて

やわらかな陽射しをあびてはじめて

傷だらけになっていたじぶんに気づいた

ひどいひとだっ ....
出会ったかずと

別れたかずは

さいごおんなじになる

いくら別れがあろうとも

すべて出会ったかずなんだ

どんな別れがあろうとも

たんに出会ったかずなんだ

出会っ ....
長い夢から覚めたなら

戦略会議に移るだろう

一.電話をしない

一.電話にでない

一.絶対会わない

長い夢から覚めたなら

戦略会議に移るだろう
おまえのこころに

見つけた刃物は

七年まえとおんなじで

虫けらみたいに冷たかった

そうだおまえは

体温のない

虫けらのいのちを有していた


首を振ってはみた ....
おなじ牛でも飲食店の経営者を

あんなに叩いていたのに

彼らをそんなに叩かないのは

どういうことなんだろう

カンニングをした東北の若者を

あんなに叩いていたのに

彼ら ....
あなたの轍を見つめながら歩いていた

自転車に乗ったあなたのこころを感じていた

すべてがあなたを守るためだけに

存在している、ぼくは邪魔なの?

帰りの電車でとなりのひとが

 ....
あのころのぼくをときどき思い出す

お寺で不動明王をみた

石でできたお不動さんだった

こわい顔というより

こっけいなほど醜い顔をしたお不動さんだった

つぎの日図工のじかんに ....
おまえら、大丈夫やからな、

ライトアップされた校庭で

サッカーを練習する少年たちにそう声をかける

こんなことくらい、大丈夫やからな、

くそ忙しくて、しんどくて、おまけにこんなことまでおこっちま ....
これじゃいままでの恋とおんなじじゃないか

あたしだって必死だったんだ

必死であればわかってくれるはずじゃないのか

生命が、あたしのことわかってくれているように


朝起きるとあ ....
ちいさな命たちが

炭素でできた液体で

ながれ星

そう書きあげた半紙が飾られていた

ちいさな命たち

彼らもまた宇宙の炭素なのだ
百日紅の咲かない夏という小説を読みながら

ことしの蝉は鳴かないことに思いあたった

鳴かないどころかぼたぼたと地面に落ちている


地震のせいなのだろうか

それとも放射能だろうか ....
好きという気持ちを大事にしたくても

それが苦しいのなら

きらいという気持ちをつくればいいんだよ

ビートルズだってサザンだって

活動をやめちまったじゃない

夜景に列車がつっ ....
こころよ、からだよ、がんばってくれ

俺はいま

疲れること

めんどくさいこと

そんなことを一生懸命やりぬいて

たましいを高みに運んでいるのだから
なんとなく突発的なことをいわれて

あの日も遠ざけられた

七年まえの夏だった

ぼくはあの頃よりつよくなった

それでも失言したり

気持ちが暴れないようにするには

時間が ....
月と星、かれらは

ぼくがひとくくりにして

いま見つめていることを知らない

それをどうのこうの

ぼくは言いに行こうとしている

それでいいじゃないか

そのままでいいじゃないか

それでいいじゃ ....
セミが鳴いている

それだけのことなのに

ぼくは宇宙にたったひとりだ
90年代がなつかしい

もう20年もたつんだ

宇宙は拡散しつづけているというのに

おれは半分の月をながめている

花火大会のあとの渋滞だろうか

宇宙は拡散しつづけているというのに

花火もこころ ....
ハリーポッターを用意して

あなたはぼくとお話しした

つかれているから

ハリーポッターを用意して

つかれで応対できなくなるまで

あなたはぼくとお話しした
京都なあ

京都はなんかなあ

久しぶりのあいつらしい台詞

なつかしくて

すぐあたりまえになった
気持ちをコントロールできなくて

ぼくらはおかしくなるのではない

気持ちをコントロールしようとして

ぼくらはおかしくなってしまうのだ


いま喫茶店をでた

のこり少ない珈琲 ....
ぼろぼろになったっていいよ

しあわせになったっていいよ

自然をコントロールするために

知恵があるわけではない

台風一過の夕焼け空を見つめながら

かなしくてもあたたかかった

さびしくてもつな ....
ターナーの空のいろが好きだ

白くかすんだ

すこし黄ばんだ

ターナーのみずいろの空のいろが好きだ


いろはひかりだ

対象が拒んだひかりを

ぼくらはその対象のいろだと認識している

空が拒んだ ....
校庭には重機やトラックが持ち込まれていた

先週のうちに校庭の土5センチをさらったのだそうだ

それが泥いろになってうずたかく積まれている

プールみたいに掘ったスペースにどぶ色のシートが ....
朝から誰かに包まれていた

つながっていた

無常ばかりを言いふらかすけど

無常ではないものを信じている

つながっていた

朝から誰かに包まれていた
じぶんの人生

じぶんが主役なのだから

ひとのせいにはしたくないから

じぶんごとにしておきたいから

いまオレはここにいる

もしきょうなにかあったとしても

命まるごと

いまオレはここにいる
 ....
月は日のふりをして

夜道を照らしている

日のふりをする月を

ひとは明るいと呼ぶ


明るいひととは日を

受け止めているひと


月は日のふりをして

夜道を照らしている

日のふりをする月を
 ....
真っ暗闇にひとりぼっち

真っ白けの霧にひとりぼっち

真っ赤な傷口にひとりぼっち

真っ青な空のしたにひとりぼっち


いちばん辛いのは


真っ暗闇にひとりぼっち

真 ....
やがて夜になる

夜とはなんだろう

日のひかりは

月にバトンを渡すだろう

やがて朝がくる

朝とはなんだろう

月と日が

ひかりのリレーをするだろう

夕焼けの坂

なだらかな線路沿い

少女 ....
吉岡ペペロ(4238)
タイトル カテゴリ Point 日付
きのうおれは自由詩211/7/29 6:31
あの誘惑携帯写真+ ...211/7/28 19:58
傷だらけだった携帯写真+ ...111/7/28 19:30
別れ自由詩211/7/28 18:24
夢のあと携帯写真+ ...211/7/28 10:58
虫けらのいのち自由詩111/7/28 10:46
世の中よ自由詩011/7/28 1:42
教えてくれないか自由詩411/7/27 0:03
おふどう天使自由詩811/7/26 23:27
未来へ携帯写真+ ...511/7/26 19:49
朝起きて携帯写真+ ...111/7/26 9:19
宇宙の炭素携帯写真+ ...211/7/26 2:02
蝉の鳴かない夏自由詩511/7/26 1:53
きらいになれた自由詩111/7/25 22:17
生きる自由詩311/7/25 19:36
目に見える世界自由詩611/7/25 0:21
月と星携帯写真+ ...111/7/25 0:10
孤独自由詩411/7/24 1:57
もうだいぶ携帯写真+ ...111/7/24 1:55
ハリーポッターの用意自由詩011/7/23 12:07
京都なあ自由詩211/7/22 20:15
寄り添うことだけが重要やねん自由詩611/7/21 22:52
台風一過の夕焼け空携帯写真+ ...911/7/20 20:41
ターナーのみずいろ携帯写真+ ...311/7/20 20:33
ヒマワリ自由詩511/7/20 1:09
無常ではないもの自由詩311/7/19 20:38
ここにいる携帯写真+ ...311/7/19 20:30
日と月携帯写真+ ...211/7/19 20:29
真っ青な空のした自由詩011/7/19 20:28
夕焼けの坂携帯写真+ ...111/7/19 20:28

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