花の涼やかな

希望の匂いがする

季節の巡りが

咲かせるのだろうか

みんなこの世で

なにをしてるんだろう


ぼくは精神がタフだから

傷つくのはいつもあとだから

ぼくはベッドの四方に立って ....
太陽が照らしてる

偶然も

雲を

空を

病を

君を

僕を

不器用も

太陽が照らしてる


考えなければ

うまく生きてゆけない

のびのびなんて出来やしない

そんな僕なのに

君をギュ ....
予備校にはリフレッシュにとテニスコートがあった

そこで僕らはほぼ一日中ダブルスをした

コートの周りの新緑は日々その影を濃くしていった

予備校に似つかわしくない汗まみれの僕ら

6 ....
ゴルフ場に燃え上がるように生えた緑

それが合掌している

合掌とは手と手を合わせるだけの行為ではない

存在、その全てを総動員して行う行為なのだ


腕にちからが入らないように

腕を伸ばしてグリッ ....
どうかしたのと

問われれば

べつにとしか答えられない

どうかしたこと


狭い空

窮屈な大地

一点しか見つめられない

夕焼けの海

雲の色


どうかしたのと

問われれば

べつにとしか ....
静かな埃くさいホーム

電車が通過する

ぼくはベンチを掴んだ

いつもと同じだ

衝動と戦っていたのだ


枯れた灰いろの土

遠ざかるスピード

三角屋根の悲しみ

なみだが沸騰する


静かな埃 ....
今日という日ほど

あなたのいのちを

祈ったことはない

いままでの気持ち

浅くて浮かれてた


今日なんど泣いた

今日なんど祈った

今日なんど愛した


 ....
水みたいな汗とまらない

ひじから指先ふるえてる

わきにつめたい風ふいて

胸のどきどきとまらない


不安いがいの気持ちがなくなっていた

気持ちが不安だけになっているようだ ....
わっと咲いた桜の枝の花束が

額縁のなかに吊されています

青い敷布の上に座るあなたが

花降る午後に微笑んでいます

ぼくらは宇宙で会いましょう


祈ります

科学じゃな ....
太陽が右端から欠け始めていた

月が侵入してきたのだ

肉眼ではわからないが

これを使うとはっきり分かった


宇宙のこの運行のように

人もまたさだめられた偶然を

生き ....
まちあかりがにじんでいる

考えることが

日々の暮らしを送るためだけなら

まちあかりはにじんだりしないだろう


ある朝の街に泳ぎだすのは

よろこびか

かなしみか
 ....
地球に月の影おちる

いつもは月に地球の影

いつものお返し月の影

地球に月の影おちる

月曜日

いまの宇宙の法則に

スナオにそれに従って

静かに黙って交差して
 ....
深夜のファミレスで会社批判に饒舌な若者をチラ見する

なんであいつがリーダーやねん?

そいつが文句言わんと会社続けてるから、会社もそいつにリーダーやって欲しいねん、給料もろて欲しいねん、
 ....
新緑は街灯に照らされて

青信号はLEDで

悲しいことは風のようで

原因がみえなくて

ハーブティーの甘い匂い

反対にくさい匂い

絶望とおんなじ緑の繁茂

五月の闇 ....
藤沢までは人身事故があったため乗換乗車で相鉄線に乗って行った

藤沢駅にはいろんな電車が乗り入れていた

駅のそとにはたくさんのバス

歩道と幹線のうえには無数の電線が張られていた

 ....
あなたのからだに耳をくっつけて

一番やすらげる体温を探していた


あなたの体温が好きなのかと思っていた

体温が小数点第十一位までわかるなら

それはあなたにしかない数値なのだか ....
新しい緑の煙が萌えています

洞窟からそれを見つています


この光景の代わりとなるものを

あなた様には届けたいのですが

なにがそうなのか分かりません


新しい緑の煙が萌えています

洞窟からそ ....
雨降りの夜の街が黒かった

フロントガラスに霧吹きのような水滴

人間界を代表して愛されたこと

たぶん得意げで凛々しかった頃

ワイパーでいっぺんに消えてしまった

雨降りの街が ....
なんにもいらない

もうなんにもいらない

なんにもいらない


記憶にものこらなくていい

あなたが望む証が来るなら

ぼくは存在しなくてもいい


なんにもいらない

もうなんにもいらない

なん ....
雨が降っている

雨が降っている

天気は西から東だから

夜中頃には飯田橋に届く

雨に願いを

雨に願いを

僕の夢は叶わなくていい

君の全てを肯定しよう

雨が ....
バンドネオンの演奏を初めて生で聴いた。

黒い直方体の蛇腹を拡げたり縮ませたりしながら、

左右ともに30以上あるボタンを押して演奏するその楽器は、

習得の難しさから悪魔が発明した楽器と ....
木々が風に揺れている

甘いだけじゃない新緑の香り

輪郭のない幽霊みたいな緑いろ

こころの美しい象さんのようだ

木々から逃れられずに身もだえている


それを見つめることを ....
一代を30年で計算すると

ぼくの20代まえは600年まえ

それは室町時代のただ中で

西暦1400年前後の人々のこととなる

2を20回掛けると104万8576

だから600 ....
母の日にクッションカバーを贈った

母とはなんだろう

産み落としたひと

育てようとしたひと

いろんな種をまくひと

必要とされて欲しいひと

おもしろいひと

そのひとつひとつを私がやっている
おととい

この夜のあの月のしたで

だれかが

新しい発見をしただろう

よかった


圧倒的な量だけが

なにかを成すのだ


おととい

この夜のあの月のしたで

だれかが

新しい発見をしただ ....
緑が風に揺れていた

強い風に揺れていた

雲は風に流れていた

夕方が青空になった

風が冷たくなる前に

散歩に出掛けようか


ふたりでいると

ぼくらはひとりにな ....
ツツジの花は散らずに朽ちてしまう

桜の花は朽ちるまえに散ってしまう

どちらにも言えることは

ずっと咲いている花などないということだ

それが自然の原理原則なのだ


それに逆らう生き方を

ぼく ....
一年前を思い出す

街も顔もなにか思いつめていた

一生懸命ギリギリで

思考が停止したようになっていた

こころは節電でしか

やり過ごすことが出来なかった


明るい季節の日差しがあって

歩道に ....
井上雄彦のスマイルを見つめていると

それがぜんぶあなたの顔に見えたのです

みんな笑いたかったんだ

できれば一緒に

みんな笑いたかったんだ

できれば何処かで


老若 ....
東京の5月の風は強かった

若い緑の擦れた香りが

スーツや髪をなぶっていた


きょうぼくは電卓をたたいた

ぼくのまえには父母がいて

父母のまえには祖父母がいて

そう ....
吉岡ペペロ(4238)
タイトル カテゴリ Point 日付
騒ぎだす花携帯写真+ ...212/5/30 23:40
太陽が照らしてる携帯写真+ ...212/5/30 23:05
浪人探偵団自由詩1012/5/28 22:53
みどりの合掌携帯写真+ ...212/5/27 21:01
どうかしたの携帯写真+ ...512/5/26 0:11
薄い光携帯写真+ ...512/5/24 16:34
今日なんど自由詩512/5/24 1:30
真昼の気持ち自由詩212/5/23 21:35
宇宙のお花見自由詩612/5/22 22:45
太陽が欠けている自由詩612/5/21 9:59
まちあかり自由詩412/5/20 23:50
スナオな影自由詩412/5/20 4:03
深夜のファミレス自由詩1112/5/20 2:40
五月の闇自由詩112/5/19 23:23
にんにんにん自由詩212/5/18 19:24
Searching for my life with you ...自由詩312/5/17 22:51
新緑の歌携帯写真+ ...8*12/5/16 18:05
雨降りの街自由詩512/5/15 23:58
だから大丈夫携帯写真+ ...612/5/15 1:17
雨に願いを自由詩112/5/15 1:03
ブエノスアイレスの夏自由詩512/5/14 22:08
なにが自然か自由詩412/5/14 22:07
考えなくても考えてること自由詩212/5/14 0:29
母の日携帯写真+ ...212/5/14 0:04
よかった携帯写真+ ...312/5/13 0:29
ふたりでいると自由詩212/5/13 0:14
花の教え携帯写真+ ...412/5/12 23:59
節電かあ携帯写真+ ...112/5/12 23:51
スマイル自由詩812/5/11 20:09
5月の風自由詩012/5/11 18:19

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