なぁ、ガよ。
今お前が見ている空はニセモノだ
お前がいくら羽をばたつかせようが
りんぷんまき散らせようが
そこに空は無い

お前はそんなこともわからないのか


(窓ガラスは ....
弱気な僕の
精一杯の勇気に

あなたはあっさり
うなずいてくれたね

外は、雨。
少し前から降り出した
どうやら当分止みそうにない


開いた傘に
むかえ入れる

戸惑いな ....
此処に52枚のトランプがあります
貴方はダイヤの6を引きました。


心、ひかれますか。


そんなものです
そんなもの。



此処に1億2千万枚のトランプがあるとして・ ....
この穴は
呼吸するための肺でもなければ
脈打つ心臓でもない

だが確かにこのあたりにある
何も無いすきまが、ある

手が、文字を打つ手が震える
ガタガタと歯が音を立てる

 ....
もしもこの手の
指が6本あったなら
もう少し
白く小さな君の手を
しっかりつかんでいれたのかな

もしもこの手の
指が7本あったなら
もう少し
離さないでと言った君を
ぎゅっと ....
 今年初の雪よ

 わた雪よ

 なぐさめてくれるのか

 この下がらぬ熱を

 冷まそうとしてくれているのか





 今年初の雪よ

 わた雪よ
 ....
 何もわからない場所の

 何も知らない人の中で

 小さな不安と大きな期待に

 心、流れる うずくまる

 
 伝えかたを知らない私は

 今こうして挨拶をします
 ....
うにかぜ(7)
タイトル カテゴリ Point 日付
窓ガラス越しに自由詩4*07/2/25 16:14
自由詩3*07/2/23 6:49
ダイヤの6自由詩207/2/21 8:56
身体のなかの穴自由詩007/2/17 11:19
10本の指自由詩207/2/8 0:10
わた雪自由詩107/2/1 13:10
初めまして未詩・独白2*07/1/28 10:54

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