まるで
僕たちのことのような
そんな歌を聴くと

嬉しくなったり
戸惑ったり

そして君に
ただ逢いたくなるんだ

無計画のまま
何を話すかなんて
何を食べるかなんて ....
君のことを
煙草1本分だけ考える
はずだったのに

君のことを
煙草3本分考えてた

煙草の煙は
君への

想いのように
柔らかく漂ったり

ため息のように
切なく漂ったり ....
まんまるの地球の上にある悲しみは
ゆっくりゆっくり転がって
いつの間にか消えちゃうものだよ

まんまるの地球の僕たちは
手をつないでるから
ずっと一緒

君がずっと笑えるように
つな ....
君の喉を
あたためたくて

神様に
今すぐ君に
ホットミルクを届けてって
お願いしたんだ

これが僕の
叶えて欲しい願い事
他の願い事なんて
今日はどうでもいい

君がずっと ....
さっきからずっと
いちごチョコが大好きって話を
何度も何度もする君を見つめながら
僕は何度も何度も君を愛しいと思った話を君にすると
君はまたいちごチョコが好きな理由を
何度も何度も話し始める ....
火曜日に君に逢う

週末の休みが大好きな僕が
土日なんて要らないと思うほど
火曜日を待ち焦がれながら

まだ触れたことのない
君の手の温度を知りたい

どこでもドアのない世界は
時 ....
君は
春よりも夏よりも
秋よりも冬よりも
どんな季節よりも

綺麗だった

綺麗な季節が
消えたこの街は
春夏秋冬だけを
ただ繰り返した
「梅干し」がそこにあるということは
「梅干した人」が居るということ
灰色の石ころと
黒い土の上に
色鮮やかな黄緑色の落ち葉

鮮やかさの下にある
黒や灰色

ではない

そこにあるのは
鮮やかな
黒と
灰色と
黄緑色だ

誰に問うでもなく
何を問うでもなく
それでいて ....
君は太陽だ
そう言ってくれる彼の顔は
ちっとも日焼けしていない

そういえば
彼とはしばらく逢っていない

そして
今夜も私は静かに沈む

太陽のように
僕たちは赤いカメレオン

僕は今
赤い木に居るから
赤いカメレオン

君は今
僕に寄り添っているから
赤いカメレオン


日が暮れて
赤い木は少し色を変えたけれど

僕 ....
彼を傷つけて解ったの
傷つくより傷つける方が辛いって

と言って彼女はまんまと
悲劇のヒロインになった


同じ頃


彼を傷つけて解ったの
傷つくより傷つける方が辛いって
 ....
梅雨が酸っぱかったら困るけれど
梅雨が酸っぱくないのも少し寂しい
酸性雨の話は置いといて

梅雨を「つ・ゆ」と読むけれど
梅干しは「つぼし」と読まないね
酸性雨も「さんせいゆ」だったら温泉 ....
*

この詩にポイントを入れてください


という1行詩を書いたら
いろんな人がポイントを入れてくれて
この詩は「最近1週間のTOP10」になりました

するとこわい人がやってきて
 ....




ほかには
何にもないけど
何でもあるから
何にもいらない
散歩という言葉を聞いただけで
ちぎれるほどしっぽを振って喜ぶ犬

雨が降る朝「傘を持って行かなきゃ」
という言葉を聞いた傘は

きっと同じように嬉しくてはしゃいでいるのだろう
黙っている ....
君のことが大好きだよ
インディアンうそつかない

君は世界一きれいだよ
インディアンうそつかない

僕は世界一しあわせだよ
インディアンうそつかない


もし君がいなくなったら ....
*
*
*


空の高い高い高い高いところから
落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて

ようやくたどり着いた地に触れた瞬間


消える


*


空の高い高い高 ....
月がきれいだよって
君に教えようとしたのに
君を見たら君がきれいで
そのまま君を見ていた僕に君が
月がきれいだよって

そうそう
月がきれいなんだよねって
思い出して見上 ....
枯れ木が立っている
その凛とした立ち姿に
僕はしばらく見惚れる

花なんて
飾りなのかもしれない
穴のあいた靴下を捨てました
穴のあいた靴下を眺めてみると
穴なんて全体のほんの一部にしか過ぎなくて
穴以外の九割以上の部分に少し申し訳ない気がしました
穴があくまで頑張ったつま先部分よありがと ....
子供の頃は
色んなものになりたかった

マジシャンとか
ミュージシャンとか

シャがつくものばっかだね

今僕はサラリーマン
シャのつかないサラリーマン

何かになりたい
なん ....
雲色のインクで
書いた文字は雲色
すこし湿った
すこし陰った
僕の色

その雲から雨が
落っこちないように

こらえながら
こらえながら
がんばりながら
がんばりながら
 ....
通勤電車に迷い込んできた
一匹の赤とんぼ

比較的空いている地元の電車
珍しい訪問者に
乗客たちの目元が緩む

夕焼けこやけの赤とんぼ
まだ朝だけど赤とんぼ

*

赤とんぼは ....
下を向いて歩こう
涙が早く枯れるように
すべり台で遊ぶだけで
目を輝かせて喜ぶ君

君がどんどん大人になって
すべり台で遊ぶのは
ちょっと恥ずかしくなっても
すべり台をみると
わくわくする気持ちを
忘れずにいてほしい

 ....
さっきから君のことが
好きでたまらないと思っていたが
さっきより君のことが
好きになっていることに気がついて
こりゃもう仕方が無いので
風船みたいにいつか割れちゃうのかな
なんてのんきなこ ....
豆腐の角に頭ぶつけて死ね
角の豆腐屋に頭ぶつけて死ね
豆腐屋の角に頭ぶつけて死ね
愛してる
という一言も


ああいさしたちつてらりる


なんて遠回りなケータイメール

今日あった出来事をメールしてくれた君は
僕のために数百回キーを押してくれた君なのだと
この世には
頭痛証明書はないのに
頭痛薬をくれる君がいる
ミサイル・クーパー(78)
タイトル カテゴリ Point 日付
無題自由詩111/3/17 12:12
煙草1本分自由詩710/11/4 1:08
まんまる自由詩110/11/4 1:07
ホットミルク自由詩110/11/4 1:06
いちごチョコ自由詩110/10/3 2:24
土曜の夜に自由詩110/10/3 2:07
君を忘れない(君は忘れても)自由詩110/8/22 2:46
梅干した人自由詩310/7/2 20:03
携帯写真+ ...110/7/2 19:49
君は太陽自由詩210/7/1 10:44
赤いカメレオン自由詩110/6/29 0:49
愉快な殺人犯自由詩110/6/23 19:23
置いといたり持ってきたり自由詩310/6/23 10:24
最近1週間のTOP10 自由詩4+10/6/22 19:20
ベッドの中には自由詩110/6/22 10:26
散歩自由詩410/6/21 3:08
インディアンうそつかない自由詩309/6/4 15:53
自由詩409/2/27 13:43
得意げな君と僕と月自由詩409/1/24 1:35
凛と自由詩8+08/4/26 2:16
自由詩4+08/4/9 3:26
23時に君の元に着く電車自由詩206/6/13 23:57
紙の上の雲自由詩4+05/10/19 23:00
赤とんぼ自由詩805/10/1 1:40
下を向いて自由詩405/9/6 23:38
すべり台自由詩305/8/21 23:41
好き自由詩505/6/28 3:07
角について自由詩505/1/18 1:05
ああいさしたちつてらりる自由詩504/12/8 2:26
頭痛証明書自由詩304/11/26 3:39

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