北大路京介(5868) | |||
タイトル | Point | 日付 | |
ドチザメが我が物顔で泳ぎけり | 1 | ||
カマイルカ潜る姿勢でとどまれり | 2 | ||
病んで銀河の果て | 2 | ||
電池切れるまでオモチャ動いている | 5 | ||
師弟見る目が腐ってやがる | 1 | ||
針千本シャッターチャンス逃しけり | 2 | ||
一人身のビゼンクラゲの二日酔い | 1 | ||
トビハゼにまばたきさせる中国人 | 1 | ||
カエルの歌が聞こえない耳をふさぐ | 1 | ||
眠れぬ耳をラジオにあずける | 2 | ||
ケンタウルスに跨り流鏑馬 | 5 | ||
イグアナの骨の髄まで真夏かな | 3 | ||
海神やネオンテトラの群れの中 | 4 | ||
盆休み人生ゲームでは社長 | 2 | ||
ドッペルゲンガーも老いるのか | 1 | ||
煩悩が消えぬまま大晦日のコンビニおでん全品70円 | 3 | ||
筆名をコロコロ変えて賞味期限切れ | 7 | ||
ざらついた恋の途中や氷水 | 3 | ||
世の中の暗部も愛せ氷水 | 2 | ||
錠剤の足りない朝の氷水 | 2 | ||
詐欺師に投げつけた石も偽物 | 7 | ||
夕陽に吸い込まれるカモメ見ている | 5 | ||
夕陽が帰るのを見て仕事の続き | 2 | ||
炎天の砂漠に浮かぶ錆びた船 | 4 | ||
炎天の空に無人の爆撃機 | 0 | ||
炎天下半透明になるカラダ | 1 | ||
立入禁止の公園に赤く錆びた遊具と忘れたい記憶 | 5* | ||
暇になったらやるリストを書くことに熱中してしまったもう朝がき ... | 10 | ||
閉じた瞼の向こうで漁火またたいている | 4 | ||
蓮の花硯の丘の上の水 | 3 |