いやもーモリマサちゃんてば全開でローダウンモードで白目の現実が
スロースピードで少しずつ贅沢にすぎてくから
どちらかといえば最後までできる時間のかぎりせいぜい生きたいとか
布団の中や液晶画 ....
マンホールをひっくりかえして重力に従いおっこちてる
今新しい話題についての知識が無く全くわらえないまま
あたたかな下水に浸っている俺の右肩からどぶねずみが斜めに
横切るのが最高にありがたくて涙が ....
シャボンのあぶくだらけで
下着の女の子たちが楽しそうに
踊りながら緩慢に死んでいく中央線の
雪明かりに似たガラス越しに
泣いている男の子たちがみえる
おちんちんが半勃起したまま吊り革のように ....
ピアノがきこえてくる時間が寝ようとする時間に一致するのはどうしてでしょうか

通り魔!
通り魔!
死んじゃうひとはなんで死んじゃうんだろう
生き残るひとはなんで生き残るんだろう
 ....
草冠をかぶったまま
ピストルをのどの奥に差し込み引き金を引くメロディーを見てた
自分がなんなのかわからないまま何回もがちんと音が響く部屋で
カーテンが揺れている
誰が見てるかわからないから
 ....
そして扉の向こう側になにかがあふれている
閉じていた扉をあけるとそこには透明な顔ばかりがあっちやこっちを向いている
みんなばらばらにどこかにいこうとして
ただ浮かんでいるだけ
あたしもおなじよ ....
体液の水たまりのなかでまだあたたかい動かない体を揺さぶって果てた
土を掘り埋めたあとでその上で何日も寝起きした
最初の三日は泣きそのうちの二日は雨だった
僕たちの関係はいったいなんだったのだろう ....
川はおびただしい死体の群れでおおいつくされて
おれたちは水に触れること無く向こう岸までたどり着くことができた
あまりにもまぶしすぎて影を無くしたまま
光を失ったコンビニエンスストアーの自動扉を手 ....
北半球の地上の大多数がセンチメンタルにぬかるみ泥に足をとられながら
もうなにも考えてない白目の部分に霧をあびながら歩く
誰かを殴りながら笑う子供たちや大人たちが事実的に母親をレイプしたり父親を殺し ....
バスタオルに湯気の立つ少女くるまれている
春には毛布もうすくなる老人
落ちてくる雨粒にときおり天にくちをひらく少年
あたしはひざを折りさらに腕をおりまげて居酒屋の出口で誰かをまってる

星が ....
メモ
あまり記憶がないので
自分の子供時代の話を母から聞く
3つで小児喘息がはじまったのであまりスポーツに熱中した覚えが無い
水泳とクラシックバレエをやっていた
小学校に上がる前から本読みだ ....
ママが「神様の皮下脂肪的な曇天」とリアルに繰り返し呟く
このひともあたしで
ココにいる全部があたしかもしれない
また瞳孔が開いた場所から見られている
瞬間ごとに目標を疑わず
足の裏側にある踏 ....
てゆーか今この瞬間にもここまでの道のり全てのアスファルトから
ききなれたあのなまなましい声が声じゃない形で侵入をくりかえす
毛穴を全開にしてるあたしの
体中の隅から隅まで
だからまた新しく
 ....
びっこの野良犬の顔が父親の顔で
「まさこ元気か」と語りかける
精神科の待合室で半狂乱し押さえつける人を噛みちぎる老婆
これが妹

段ボールの下に新聞紙を敷き詰めてネズミたちが家族のよ ....
現代詩手帖の最新刊を
焦点があわないまま
一枚ずつやぶっていった
細かくていねいにちぎれていったが
それらがポエムであったり
論文であることをやめることはなかった
ゴミ袋の中で
ゴミ収集 ....
ハーモニカを吹き散らす
日が暮れたさきにあるとがった鉄塔の先を見ながら
いいかげんなよくあるブルースだからって誰も殴りかかっては来ない
ひとりぼっちだからさ
なにを蹴っ飛ばしたって誰もびっくり ....
砂まみれの虹をわたりながら
つや消しの空間に夢をトレースする
幸せそうな光たちをそういう気分で俯瞰する
本当の意味で読み取る歴史の上の明日の流れ星を数えて
血まみれのキーボードに移植す ....


そして皮膚が脱げていく
鳥になって
JRの中にすごいあふれて
ホームのドアが開くたびに散らばって
ぶわっとなりながら
短い永遠とたましいを乗り換え
不安と怒りは眠りと平坦な祈りに ....
ランドスケープでみるゴーストに笑いかけてみる
歯茎が乾いてしまった


あたしは隆起した巨大なステージ
たとえばアリゾナをバックにスナップをとる
「もっと自然に!」
つきだしたピー ....
トランキライザーが必要な世代ではない
あたしはもっとポップでカジュアルだった
がこの時間になると目が覚めるゲロがでそう
睡眠障害とかパニックをカムアウトすることのだささを
ヤホーよくわかってる ....
世界中の友人、家族とやりとりが簡単にできる
初のパーソナルビデオ会議システムが、より一層充実しました。
というクリエイティブな文字がマッキントッシュのトップから消えない。
それでよろこぶマ ....
朝日が昇る前に今一番好きな人の誕生日が来る
あたしはプレゼントをえらべなくて
そのかわりに周囲をうろつくのをやめることにした
おもいが超つのる

目を閉じると手のようなものがムスーにあらわれ ....
がんぎまりの母親の太ももにフォークをおもいきり突き立てて
大麻の栽培されている蒸し暑い部屋をでていく
父親がローカでなにかをカクテルしすぎてオーバードーズ
ケーレンしてて笑える
重要なのはきず ....
そしておなかがすいたのでビルの隙間を水平にいく鳥たちをながめていると

泥水を手のひらですくってのんでる子供の映像がコマーシャルで流れて

記憶という文字があちこちで文字化けし

円山町の ....
なんだか灰色の空だな

シャブ中で捕まっている夫とくらしていた家はおじからかりていたもので
おじは今母の働いている透析の病院の院長先生をしていて
このお正月にすべてからっぽになったその家をみに ....
ケータイ電話をぎゅっと握って

世界中のお金の流れのことについて考えてうつむいてばかりいる

自分が毛穴から出した空気について考えたりしないのはアホだからなのか

鳥がどうろをよこぎってフ ....
雑踏ならば天使みたいな昼間のキミのキス
は磁石みたいでこわい
最悪感でひろがるのに
何度もやめたくなくてくりかえす

後ろの座席で友達がねてるのに
寝てないフリをしている
たぶん
たぶ ....
そして去年
飯島愛の上にも雪が降り

今年
小菅刑務所にも雪は積もり

来年も再来年も
ブロック塀のうえで裸足をぶらぶらしてるみなし子の上に
毛布の無い家の壊れた屋根に
 ....
もうてゆーことはなんかもう無理なんじゃないのと目覚ましを止め
夢の中で朝という出発の準備を繰り返し
何度も目覚ましを止め
しかしふたたび急におきあがりまぶたをめくり
くるまれたままの状態で昨日 ....
実態がない
1ミリもない

あの子の必要としているのは俺じゃあ無くて
俺が必要としているのはなぜあの子なのか
そしてこのタイミングなのか

三本足の野良犬のびっこの足跡をたどる ....
モリマサ公(225)
タイトル カテゴリ Point 日付
六月の乞食自由詩609/6/12 15:44
マンホール自由詩609/6/10 0:53
シャボン自由詩209/6/8 22:27
ギャル男の生きる戦国時代自由詩609/6/1 5:13
レジュメとプレゼン自由詩309/5/28 0:25
ベルリン自由詩1809/5/23 8:02
2020/序自由詩409/5/13 9:05
2020自由詩1009/5/11 12:42
売春自由詩409/5/9 13:55
バスタオル自由詩609/5/6 22:46
未刊自由詩809/4/20 23:39
リアル自由詩309/4/20 16:52
柔らかい自由詩209/4/16 22:35
野良犬自由詩809/4/13 2:58
明るい部屋自由詩209/4/13 2:35
馬野君から夕方電話が来た「今新宿で氷結のんでるとこ」自由詩409/4/9 22:26
砂まみれの虹自由詩1509/2/12 21:20
1と2自由詩1309/1/28 21:05
華原朋美自由詩1109/1/19 22:26
サン自由詩709/1/15 3:11
ウェディングドレスきたまま自由詩309/1/15 2:34
ガザ自由詩609/1/13 21:57
世界へ自由詩509/1/9 20:54
地図自由詩3+09/1/9 17:08
コカインスウェット自由詩1009/1/9 15:16
ケータイ自由詩809/1/8 20:09
現在自由詩1509/1/7 17:04
ポルノスター自由詩21+08/12/24 21:50
ティース自由詩1008/11/25 23:26
ミリ自由詩1608/9/30 14:28

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