探す 私 居場所 時間
溶ける 誰か 消えた
私であったはずの私
もう私でない私
未来 明日 昨日 今日
時計 廻る 巡る 十三
不変 願う 偽り 真実
海 空 割れたら ....
pointを下さい
下さい下さい下さい
1pointじゃ足りません
もっとpointがほしいんです
ランキングに載る位、
もう誰も
僕の文字を読んで呉れない
pointがpo ....
切り取り 貼り付け 繫がれと
千切れた夢 崩れた家 祈る
記憶は過去の籠へ
追いやられ
鎖と為って 枷と為って 糧と為る
願うだけの昨日 私だってと
屈折した感情 ....
独りは寂しいからね
誰かに頼まれた訳じゃないけど
何となく何となくね
傍に居たくなったの
言葉は野暮だし必要ないね
独りの冷たさ二人の温かさ
これだけで満たされるよ
右から左から ....
深夜に起きる眩暈で
眼の前は白の世界です
青い弓張り月が煌々と
部屋を満たしていました
此処には僕ひとり
虚ろな眼で光の影の動きを
追ってはみますけれど
其処に僕は映っておりません
....
幼き日の僕には小さな世界で
起きている出来事が当たり前だと
思っておりました
家族の団欒など妄想の域で
何所の家庭も寂しい食卓なのだと
思っておりました
自殺したいと 殺して欲しい ....
脆さを暴く静寂を
教えてあげましょう
その頸をそっと絞めて
呼吸を止めてあげましょう
その限界の内側で
浮かぶものは
誰ですか 何ですか
思っている程にあなたは
大きな存在 ....
今生は空虚すぎて
箱庭の内から出る事さえ
何か意味が有るのかと
問いたくなる青空
底は何処までも深く
青が淡く深く時を刻む
流れる時間の虚しさを
どう遣って伝えれば
届くのかと
....
洋碗に沈めたビィ玉
光を反射して階段を造る
其処を僕は昇ってみたい
其れだけでいい
くるくる廻ってはまた戻り
始めからやり直し
ただただ繰り返すだけ
時計の針が十三を指 ....
夜中の2時半頃目が覚めまして
閑散とした部屋の床に
月が煌々と
其の明りを灯しておりました
わたくしは喉の渇きを癒すべく
水道の蛇口を捻り洋碗に水を注ぎます
泡を含みながら溢れ出す水を ....
I couldn't find affection anywhere
loveless,,,,,,loveless and loveless,loveless
my heartbeat is ....
私の前に古びた列車 停車
ドアが開けば
何も考えずに足を踏み入れる
切符 其れはこの生命
垂直に落下してゆく中で
悲しみを纏い 喜びを棄て
私は今 死へ 無へ 堕ちてゆく
何もかもに ....
覚めない悪夢
覚めても悪夢
この私が在る限り続く
無限 終わらない贖罪
見えない手錠
過去へ繋がる鎖
螺旋階段を彩る棘
蒼穹を貫く翳りの矢
繰り返す悲鳴頭痛嗚咽
苦しみか ....
生きてるって何だろう
そう考える事って意味が在るのかな
毎日が辛いんだけど
どうすればいいのか判らない
考えてみるんだけど答えが出ないんだ
考えて考えて考えて考えて
誰にも言えない ....
キミに似合うと手渡された洋服では
上手く歩けなくて前に進めなくて
其れでも足掻くように呼吸を
続ける他にはなかった
キミは此処に居る冪と渡された部屋では
独りきりで私以外に誰も居ない
....
何が正しいのか判らなくなってきました
優しい夫――
柔らかな笑顔で陰りもなく
底なしに優しい彼
手を繋いで買い物するのが楽しくて。
ギャンブルに興じる夫――
パチンコが大好きで
....
沢山の「さようなら」を蒔きましょう
いつの日か再び御縁が在ったら
笑顔で御迎え致します
愛しています愛して愛して
自分よりも愛しくて(断言、)
振り向かず前を見て下さい
私の事を思い出 ....
空に果てが無いって嘘
事実、キミは薄暗い部屋で
泣いているじゃない、
僕には判る
キミは失望しているんだ
発狂しそうな青
沈静を望む赤
抗えない紫
(その終着は)
....
何かが頭に激しく打つかって
視界が歪みます
(激しく、弱く、横に)
目の前が何も映さなく為ってから
僕の目蓋はゆっくり閉じられ
睫に蝶が止まります
違和感を覚える土の味
錆び付いた螺 ....
街は聖夜祭一色で
活気立つ人々の群れに
わたくしは呼吸を顰め
冷たい空気を視るのです
ひとつふたつの声は
ざわめきと為って
天空に渦を作り消えてゆき
悴んだ指先で ....
部屋に時計を掛けた
針はあの時から動かしていない
半ば諦めを含んだ空模様
まるで僕の心みたいに
溜息を舌の上で転がして遊ぶ
――戻りたい戻れない
動けない動きたくない―― ....
I attempted suicide out of despair
その先には何も無いの
だから向かうの
lose faith in life
何もない場所へ誘う宴は儚い幻
....
このごろ冷えますね
もう冬なのでしょうか
此処は
相変わらず昼夜問わず暗いです
枷も冷えて痛いくらいなのです
けれど、
打たれた刺激で腫れ上がって
言うほど寒くもないのです
傷口が ....
まだ残暑厳しい午後の事です
蒸し暑さに喉をやられて
ちゃぽん、という音が部屋を埋めて
洗面器にビィ玉が1つ沈みました
わたしが落とした物ではありません
洗面器は横たわるわたしの ....
羽根を汚した天使が
苦悶の表情で此方を見ている
汗に混じる紅は
幾千もの痛みを受けた証
滴る鮮血を飲み干して
どうか僕だけの天使にしてあげる
十字を掲げた女神の許に
祈 ....
幸せになれる
誰だって
願い続ければ
いつか
叶うんだ
僕は不幸の仔
じゃない
願いが有るから
暗い夜も
いつか朝が
心にも
訪れるから
針のな ....
夜にだけ開く目蓋
過去の痛みを抱いて眠り
囚われたままの羊
棘が脚に食い込んで
そっと伝う紅
翠の眼の果てに映る
永遠の蒼は止まらない
堕ちる月を睨んで
民を殺すと誓っては
振り ....
止まらない針→進んで
眠りの世界だけが救いなの
湖に沈むみたく手足が→浮く
深く深く底のない闇は
朝を迎える前に
絶望で眼を隠すから
朝⇔夜彷徨う悲しみの魂
何を望むでもなくて
光 ....
真っ白な満月が支配する夜
皇子の脳に細工をして
記憶を書き換えた
叶う筈のない思いは
かくして報われる事となった
嗚呼、罪でしょうか、
踊る踊る太陽の光の環
歓喜に震える鳥たちの囀り ....
風が吹けば花弁-はな-が散る
あの人へ寄せた思いを載せて
ちらちら舞ってその名を虚空に描く
叶わないと判っていても
愛さずには要られないから
静かに内側で熱を
何て美しい散り行く光景- ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
0.31sec.