わたしはひとり
わたしはおもう
大切なものは何かと

こころのなかは
からっぽ

だれもちかづかないで

わたしがひとり
りかいはいらない

この涙の意味を知る必要はない
あ ....
死んでみたいな 
海を泳ぐように 空を飛ぶように
魚になって 鳥になって

だけどさ
 だけどね
  私は人だから
   背中に翼も無いし
     鰭も無かったんだ

死んでみた ....
綺麗な肢体を舐めるように見つめる視線
――私をどうしたい、
細い腕を天井に向けて虚空を掴む
見えない銀色蝶々

瞼を閉じて裏側を泳ぐ魚になる
憎悪で産み出した分身存在
青い水槽の中を世界 ....
瞼を開ける行為さえ億劫な日々
輝かない陽射しは夕暮れ

死にたくなる

全てがこの指の隙間から流れてゆく
あらゆる事柄が退屈で
私の心を埋めるのは絶望と空虚

私に生きている意味を
 ....
おいでおいでって誘ってみる
こっちだよって手招き
僕と一緒に遊ぼうね

あすこで転がっているのは 犬
犬はさっき迄 生きてたんだ
犬ったら可笑しいん
僕がご飯あげたら涎垂らして
死んじ ....
結末を先に読み終えた
項を捲るのが怖くなって
途中で其れを破いたんだ

途切れた物語は其処で
時間を止めた儘
結末を知らない儘
灰に為って
この掌から旅立つよ

読まなかった事にし ....
沁みる言葉が在るよ
優しい言葉の
その裏側
秘められた暗号が在るよ

独りで積み上げた城には
誰も住んで居ないんだ
軋む廊下の音に

どうして誰も気付かないのかな
誰も居ないから
 ....
過去を投影した珈琲
まだ熱く舌を痛める
傷となって疼けば
記憶し続け
消えない

飲み干したら溜息
共有した時間を遡る
悲しくはない
寂しくもない
傍にアナタがいない
ただそれだ ....
止められなくて
抑え切れなくて
この胸が常に張り裂けそうで
キミは僕の何なの、

考えるだけで
心が乱されるのは
どうして、

人格の壁を崩す力
破壊衝動破滅熾烈亀裂
試験的な感 ....
詰まる所さ
自分が一番可愛くて
優先順位が頂点なのさ
奇麗事を謂う輩
お前も自分が一番可愛いだろ、

そうでなきゃ今すぐに
其処の銃で頭打ち抜けよ
流れる血さえ愛せるって
ほら判るか ....
簡単に他人の心を覗こうとしないで
他人のアナタに何が理解できると

毎日続いた暴言と暴力
誰も助けてはくれなかった
誰にも言える筈はなかった
頭の中で何度も僕は僕を殺して
殺して痛みを受 ....
キミを嫌いになりそうだ
それでも僕を抱き締めると
謂うのなら
僕はキミを危めてしまいそう
(いいの?)

右も左も何も考えず
跣で逃げ出したいんだ
間違いなくキミから
追って来ないで ....
知ってたよ
もう私が要らない事くらい
代わりはすぐに
いつでも見つかる
誰でも構わないのだから

社会の歯車
噛み合わない一瞬で
首が脆くも刎ねられる
積み上げた石を
蹴られて
 ....
幸せな振りして
何気ない事に驚く仕草をする
無邪気を装って
全てを知っていたんだ

ニンゲンは醜いから
ニンゲンは不潔だから
ニンゲンは悪だから
私もニンゲンだから

罵倒する為の ....
この世の中は腐敗している
何が正しいのかさえ
洗脳に依って歪んでゆく

寡黙な人々は俯き溜息をつく
立ち止まれずに
前へ前へ押し出されて
壊されてゆく自我

自分達で創り上げた
ビ ....
誰からも愛されていない
代わりは幾らでもいる
自分に意味など無いのだと
鏡を眺めながら苦笑する

別に誰でもいい
自分でなくとも構わない
誰かで在ればそれでいい
こういう世界
そんな ....
呼吸が乱れ悲鳴を上げました
目の前に繰り広げられるヴィジョン
過去を投影した記憶の水底
両手で耳を塞ぎます
零れ落ちる泪に宿る刹那さ

駆け抜ける当時の恐怖
現実との境界線を失くした海馬 ....
無機質で質素な部屋に
名前を消された少年が独り
寝台の上で呼吸を続けていました
硬く沁みだらけの汚れた寝台
その上に横たわっていました

窓を開ければ
前髪が怯えるように揺れ
カーテン ....
うんざりしてるから
その声で叫ばないでよね
煩わしい御口にはガムテープ
喋ってご覧なさいな

泪目になって睨んで
息を荒げて
指先に力を込めて

罵倒出来るものなら
してご覧なさい ....
愛されていない
愛されていない
私には判るよ
愛していないから

その声もその仕草も
視線も食べ方も
全て大嫌い
運命の赤い糸は
最初から妄想だった
気付けば夢は覚めて

気持 ....
回せよ回せ
輪廻の風車水車
其処で玩んであげようぞ

罪人殉教処刑無罪水掛
約束されない運命の環

回せよ回せ(蓮の上で歌おうぞ)
廻れよ廻れ(蜘蛛の糸は細く)

世界は我が手の内 ....
今生は酷や哀しやと
声にも出さずに蒼穹の
漂う雲を眺めけり

積みたる石を
崩す鬼の声を聞きて
慌てて小さな掌で
守るも無情なり

散らばる小石を集め
また積みたる ....
転がり滑り落ちる悲しみ空蝉
耳鳴りが音階と為って脳を支配する

狭い部屋に鍵を掛けて
目蓋を閉ざす深夜に
飛び交う金色の鱗粉
睫に落ちて悪夢を垂らす
苦い蜜を掬って

 ....
アナタに何が判るって?
偽善者お疲れ様だわ
哀れみの眼差しが気持ちいいの

また失敗したから
これで五回目で
仕方なく意味も無く
リス○カット 
リスト○ット
止まらない
赤い血滴 ....
転がり滑り落ちる悲しみ空蝉
耳鳴りが音階と為って脳を支配する

狭い部屋に鍵を掛けて
目蓋を閉ざす深夜に
飛び交う金色の鱗粉
睫に落ちて悪夢を垂らす
苦い蜜を掬って

 ....
take one's farewell of life
a farewell talk
a farewell drink
a farewell......

今宵、静寂

転がしたままの ....
おいで おいで
こっちは楽しくないけど
苦しくもないんだ

眼の前に詰まれた錠剤のシート
此れを全て飲み込めば
いいだけ、

それでは終わらない
灯火は消えない
甘い甘い毒を飲み干 ....
陽射しは緩やか優しく
いつかのあの頃を思い出す
今となっては微笑するほどの
何ともなかったであろう事

時間の流れに身を委ね凭れ
残りの生を自然に溶かす
若者は自由の利かない私を疎み
 ....
コチラ泥沼アチラ地獄で
這い上がるのも止めちまって
心も体もしな垂れて
もう嘲笑ってよ
ホラ視てクレクレ

右から左へ流す言葉
脳に焼き付く前に蕩けて
虚空を睨んで泡を咀 ....
屋上で独りきりなの
誰も居ないの 私、独りきり
片足立ちで両腕を拡げて
くるッと廻って
一礼、

生暖かい風がスカートを
ひらひらさせて
純白か或いは漆黒の羽根
運んでくれると信じて ....
AKiHiCo(300)
タイトル カテゴリ Point 日付
手遅れ自由詩111/10/25 1:47
死んでみたいな自由詩111/5/8 4:57
out自由詩111/4/27 6:34
Ending自由詩211/4/26 1:20
遊ぼうよ自由詩110/8/3 3:34
悲しい物語の終わり方自由詩210/5/31 14:03
虚の城自由詩109/12/9 3:32
幕を下ろして自由詩109/11/27 17:26
恋心自由詩109/11/27 14:44
自己愛自由詩5*09/9/13 14:24
Non自由詩209/9/1 4:44
My shadow自由詩109/8/29 4:39
救いはありません。自由詩109/8/26 2:45
くらやみ自由詩109/8/25 3:17
乱反射思考停止合図自由詩009/8/25 3:05
汚いね自由詩3+09/8/21 23:48
名前を消されて-0.5-自由詩109/8/18 19:16
名前を消されて自由詩109/8/15 18:19
人生負け組だけでプレイ自由詩209/8/12 1:28
泡沫自由詩009/8/6 3:57
輪廻空想論----自由詩109/8/1 1:49
ふるさと自由詩109/7/20 17:18
蝶と螢自由詩409/7/17 21:50
自殺願望②自由詩1*09/7/17 16:14
自殺願望自由詩309/7/17 5:21
もういなくなる。自由詩109/7/7 3:07
SiKabaNe自由詩209/7/5 23:06
還らずの時自由詩009/7/5 17:51
飽きた。自由詩209/6/24 20:04
天使になりたい娘自由詩409/6/23 4:26

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