メールBoxから
君の名前がなくなって何日経ったかな

誰も誰にも優しくなれない月末
それでも君には優しくありたいと思うあたし
終わったと思いたくない恋は
おそらく終わってしまってて
だからといっ ....
不安は伝染するのに
どうして好きは空気感染しないんだろう

あの日
冗談でも君とキスをすればよかった
雹が降った朝
わたしは君とのメールにすこし浮かれて
いつもより多くタバコに火をつけた
矛盾だと思うだろうか

枯れ葉を降らす風はすっかり暖かさを無くしたから
雲ですら我先にと形を変えて頭上を抜けて ....
引き上げて欲しくて
手を伸ばそうとして下げた


泣きたい 叫びたい 触りたい
そんな衝動をどうしようもなくて
笑う以外の方法が見当たらないの


おはよう

ご ....
水の壁

これをね、くぐりぬけたら
あたらしい っていうか
違う自分になって
君に会いにいけんじゃないかと思ったんだ

風邪なんてひいてられないの

わたしを

わたしを

わたしにください
つなわたり


アナタとなら と 思う




好きよ
一日が

24時間で足りる人の気持がわからない

駆け足は苦手なの

一服してる間にかわる日付

追い付けない

置き去ってももらえない
主張する声が痛くて
面倒になって電話を閉じた
隣でこの子が
かわいく揺れるからカメラを向けた

何もかもが事実なら
誰の味方にもなりたくないし
嘘を見極めていきなさいなんて
難しい話は右から左
よ ....
強い

いつ使われる形容詞だったか

未だに
姿も見えないんだ
彼女の影が眩しくて

誤解を解いて
それから
"ふたりで笑い話にしていこうよ"
そう言えるなら簡単なのに

つけいりたいの
あなた ....
コールバックは意味がなかった
君はすでにいなかったから
ぴたりとしまったドアをどうしようもなくて
私にしか言えない呪文を考えた
二人きりだった時間は終わって
動きだした時計についていけなかった
まっすぐに伸びるために揺れているの


どうか抑え付けないで
わたし花びらと勘違い
あかい
あかい
そのお色

痛かった 痛かった夏を抜け
手のひらには木の実が残ってた
帰り道はすこしノスタルジィで
水の流れがいとおしかった

ね 空のこと時々考える
け ....
うろこ雲 大好きな音楽 それから愛車と ついでにあたし
お金を入れると声をだす自販機
久しぶりにみつけた一番好きな紅茶
いつか君が投げた質問に今答えよう

こんな時には幸せを感じるの

ほら、窓 ....
夜は手探りでした どうしようもないほど

深い瞑想からかえると

誰もいない静かな坂に迎えられ

私はその緩やかな下り坂を

溢れ出す涙に続いて降りました

街灯と呼べる明かりを求めても

涙が光 ....
寛大で ゆるやか

ねえ 重くは無いの ?
吐き続けるって決めたうそ
どうして今頃後悔するの

必死に平坦を求める僕を
雨と停電が邪魔をする
霧が出たのに煙草が切れて
気が付けば車のキーを回す右手を
引き止めるなんてそんな無躾
涙も流せない柔軟な弱さ
君の世界の一部でいたいだけなのに
右目
レンズに嫌われた右目
真っ赤になってまるで
耳の長い小動物のようだ
寂しさで死ねる


右目
レンズに嫌われた右目
寂しさで殺して
寂しさで死なせて


そのあ ....
電話が鳴らない


すると毎日が
壊れてしまうような気がしてとてもとても不安になれる


明日
昨日
閉じ込められて
今日
檻を買った
なんとか閉じ込めてしまおうと ....
重ねられた右手の延長線上に作られたサークル
僕たちが眠るのは明日の明日の
その次ぐらいなのかもしれない
そしてきっと忘れる
この円形の
大切さとか


掛け声も
いらない ....
奥深くに飼っている虫のことを思い出すと
今でも餌のやり忘れに焦ったりしてみます

指の先に火をマッチでつけて
それでのどを焼いたりします
言いかけた言葉と一緒に

クローゼットを ....
そして私が腕を伸ばした先に
あなたが居ればいいと思う

交差点ですれ違ったって
きっときっと引止めやしないよ
ちゃんと誰かと向き合うことをやめた先週末
それた台風を恨めしそうにたどってみる指が
金曜の雨を思いださせる
死んだ言葉を弔うための言葉があるから
人はののしりあう言葉に困らない


 ....
噛んでも噛んでも消化できないから
結局そのまま飲み込んでしまった

美里

君にとって明日はひどく寂しい日になるだろうから
私は笑ってあげるべきなのかどうか迷っているよ。
迷っている ....
願ってしまった
明日の雨と
日曜日の晴れを
とてもとても傲慢に
願ってしまった

彼女の肩に雨が降るところを想像してのどを押さえて
くっと声が漏れる
愚か者の声にしか
もう
聞 ....
思っていたよりも浸透していた恋を
歌う彼女がまぶしく見えて
離れてしまう前に
抱きしめようと思った


引き寄せるというしぐさはもうそれだけで
さようならを連想させるとしても
とめ ....
まだ咲き始める気配も無い花が
明日の雨で散ってしまうかもしれない
咲けないまま
散ってしまうかもしれない
頭に浮かんだのは
そんな事でした

出来ればあなたの旅立つまでには
あの坂 ....
寝坊をした

髪を染めてしまおう今日のうちに
それ以上は
なにもないから

さっと一本引かれた線の向こう側だ
足で消える線の向こう側だ
あたしに行かないほうがいいと忠告するくらいなら
 ....
  出来れば見たことのない
  鳥に願いたかった

  かなわないことを知ってしまう少女は
  自分のために泣かないだろう
  から

  2月は
  真摯なまなざしを蹴飛ばして雪 ....
チョコレート
口にするたび
涙が落ちるって?
それはそれは幸せそうで
なにより

透明人間の視力の心配は
透明じゃない君がすることじゃない
大丈夫
あいつにはちゃんと見えているのさ
 ....
瑠音(162)
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