いつまでも一緒にいようね。
割り算のやり方なんて忘れてさ。
幽霊は容易く夏を越える。
水色のゼリー、たったの一つで。
食パンは6枚切り。
君と僕と近所の鯉とで2日分。
三日月がポキッと折れた。
それは神様の前歯によって。
しじみに砂を吐かせた。
僕もそろそろ白状しないといけない。
君の事なら何でも知ってる。
お墓参りの線香を一本くすねた事も。
心の湖に硝子瓶が一つ沈んでる。
もし本当にそうなら、なぜだか僕は幸せだ。
恋に落ちてばかりじゃダメだ。
たまには、恋へと這い上がらなきゃ。
小窓にも可愛いカーテンをつけよう。
いちいち、そういう事をしよう。
目が覚めたら夏だった。
覚えのないミサンガをしていた。
願い事は誰にも言わない。
君にも、君の耳の産毛にも。
仲直りは明後日しよう。
明日じゃなくて、明後日しよう。
夜はクジラのお腹の中だ。
静かな夜ほど、多分そうなのだ。
一円玉の数だけキスしようよ。
豚の貯金箱、叩き割っちゃおうよ。
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