(番外編41―7)事が醒める 今日の古典 徒然草

大きなる柑子の木の、枝もたわわになりたるが
まわりきびしく囲いたりしこそ、しこしこと醒めて、、、

兼好さん、これぐらいはこれしきの事 何 ....
(番外編41―6)今日の短歌



我なさばとくとなすべきを 老い母の霰降る植えて日を
大根引きたまう

(失明傷痍軍人歌集 山崎 正平)

11月ごろ冷たい用水路で大根を洗う母の面 ....
(番外編41―5)野施行シリーズ 今日の日本歌曲

世に明治時代小説神髄というものがあるが
私はさくら貝の歌、アザミの歌、山のけむりは
八州秀章作曲をもって日本歌曲の真髄的(神→真)ものと解す ....
(番外編41―4)清少納言さん 
         お気に入りの鳳凰伝説桐の葉

葉の広ごりざまぞ、うたこちたしけれど
(うた→いやに、こちたし→おおげさ)
異木どもと等しう言うべきにもあら ....
(番外編41―11)鴨 長明 寂寥感の人

こぼちわたせりし家どもは、いかになりにけるにか、
ことごとくもとのやうにしも作らず。(方丈記)

行く川の流れは絶えずして、、、にみられる

 ....
(番外編41―10)楽園追放劇

ほとんど仏教国の日本でアダムとイブ、楽園の話しをするは
少しためらう
そんなに詳しくないのはもとより変に話しを当てはめるもおかしい

振り返る今からも10 ....
(番外編41―9)愛犬へのラブソング

この 午後のこと、
ペットクリニックへ着くと数年思い悩んでいたことを思い出した
ワンちゃんが点滴をしながら前足に細い管をつけて抱かれて通院してきた
そ ....
(番外編41―8)葡萄の木のささやき

かつて葡萄の木を亡くなった父が大事に育てていた
稲に農薬をかけるときは葡萄にもそうした
ある年に茅葺き屋根が古くなり葺き替えを考えたが
もう時代が板金 ....
(番外編41―3)息弾ませて愛犬が来る



飼いなれし犬はかなしも

弾の中を

息はづませてわれにつづきくる

(今日ひと日 昭和18年非売品 伍賀 泰)

(かいなれしい ....
(番外編41―2)同村の同期の桜満ちている

あの時みんな若かった、

ブルーコメッツの草原の輝きみたいに
この歌が流れている
貴方のおうちは草原に囲まれた遥か彼方

同級生の生の光芒 ....
草を食べている河馬を見ていると砲丸投げを食らった体躯は
人に食べられるために生きているのか と思う

それはとても寂しい

パレンケで

ざるの中のテラピアがハァーハァー、ピク ....
(番外編40)驚愕の聖書から

あるユダヤ人がエルサレムからエリコに旅をしていた。
しかし強盗が現れ金品を盗まれたうえに瀕死の状態で道端に放置された。

そこに日ごろユダヤ人を敵視しているサ ....
 (番外編38―2)美しき天然 と言う歌の所感について

 歌詞は4部に別れ天然の名に恥じない日本の自然現象が百花繚乱のごとく居並ぶ
タイトルは今日天然水、天然資源の枯渇などに引用される、
違 ....
 (番外編38―1) あなたはとおりすぎたの わたしのまえを
(森山良子歌)


明治大正に、簡素平明素直な歌を残した ....
(番外編37)
上野、谷中の花の梢またいつかはと心細し
(奥の細道)谷中は鶯谷、日暮里周辺

果たして、→心細し が妥当なのか

 会社の旅行で巨大なホテルの一室に泊まることになってい ....
(番外編36)河東君へ、碧梧桐両君へ

俳句は有季定格律か自由律だけじゃないんだよ

(定格→じょうかく は筆者の造語)

見たまえ、川の波を、聞きたまえ、海の引き潮を、


 ....
(番外編35)、、、ここらの国々を過ぎるに、駿河の清見が関と
       (ここら幾許=数多く)
       逢坂の関とばかりはなかりける、、、(更級日記)


 駿河の清見が関、山城国 ....
(番外編32-2)青巒の月小ささよたかむしろ
             (飯田蛇笏)

(せいらんの つきのちいさき たかむしろ)よ→き
早苗饗の経験はない人の早苗饗句

昆布長し光ひき ....
(番外編34)ながごとするまろうど。
          (清少納言さん)

あなづりやすき人ならば、後でとてもやりつべけれど、

さすがに心恥ずかしき人、いと憎むくつかし。

衣装 ....
(番外編33)あの日にかえりたい (荒井由実)

 要求された曲に丁度ぴったり収まる歌詞とは人の運命の出会いの様でこうなるのか

新しいミュージックにひこうき雲、卒業写真、いちご白書をもう一度 ....
(番外編32)祇園会や千の乙女の千の櫛(有馬朗人)
 
      大多数は七難を隠す

      大多数は人を制す
 

(本編)     
 
七郎はなかなかいいことをし ....
(番外編31―2)ピカチュウは大喜びした 

我らは勝ってウクライナに帰還した 

、、、心あらん友がな(徒然草)

嚏(くさめ)一つ正法眼蔵すら虚し
        (原作 鈴木六林男 ....
(番外編31―1)
      都会では自殺する若者が増えている
        (井上陽水 傘がないより)

      都会でも職がない若者が増えている

広く歌える日本歌謡にふさわし ....
(番外編30)裾重く聖尼ばかりの木苺摘み(草間時彦)

       私は聖尼を木苺と思う 
       赤くて幾つもポコポコ盛り上がり
       みんな可愛くて一つにまん丸い

  ....
(番外編29-2)(しょうほう)捷報いたる 三好達治さん 

人の生き方は亡くなった以後により評価されうるものか

古典的詩風に明治大正昭和三代の詩宗の冠の栄誉を呼称されるも時運も悪いのか ....
(番外編29)今は困(こう)ず

なあプーチン君、習近平君 兵を挙げるに今は土岐(とき)源氏)にあらず、と

谷の鶯も光秀君もそう言う、せめてもルミ子さんの美貌と漁火恋歌消えぬうちに

花 ....
(番外編28)虫の声、人の声、天声人語

     コツコツと杖をついてる啄木を見たかったなあ長寿を保って

     詩人に天才は関係なく世の災難を受け、時代のみねうちに倒れる人の事

 ....
(番外編27-②)定家さんに落日はない、
         
象徴詩的和歌の完成者

,,,,焼くや藻塩の身も焦がれつつ
和歌を知るものには定家は激情の人 ....
(番外編27-①)げにいと哀れなり、涙つとい出来ぬ、
       いとはしたなし(清少納言女史)

この女史、美しいこと、可愛いこと、恥さらし、世間の噂、
気まずいことも堂々と文に託した最初 ....
(番外編26)一句板金の夢 西東三鬼さん

       水枕ガバリと寒い海がある

(本編)

 私は帰りの奥羽本線の車中にいた。
安達太良山での不思議な体験をどの様

に受け止め ....
水恋鳥魚夫(146)
タイトル カテゴリ Point 日付
(531―7)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/24 9:31
(531―6)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/23 9:27
(531―5)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...224/10/22 9:21
(531―4)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/21 9:08
(531―11)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/20 9:02
(531―10)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...224/10/19 8:55
(531―9)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...224/10/18 8:48
(531―8)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/17 8:44
(531―3)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/16 8:07
(531-2)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/15 8:00
(530-2)野施行シリーズ 今日の一言散文(批評 ...124/10/14 7:50
(530)野施行三十一(みそひと)文字 野施行同窓会 ...散文(批評 ...124/10/12 15:55
(528―2)野施行三十一(みそひと)文字 散文(批評 ...224/10/11 15:49
(528―1)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/10 15:46
(527)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/9 15:42
(526)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...224/10/8 15:40
(525)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/7 15:34
(522-2)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/6 15:28
(524)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/5 15:26
(523)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...224/10/4 15:18
(522)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/3 15:10
(521―2)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/2 15:09
(521―1)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/10/1 15:07
(520)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...024/9/30 14:57
(519-2)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/9/29 14:52
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(516―3)野施行三十一(みそひと)文字散文(批評 ...124/9/24 13:45

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