お彼岸の街を彩る真しろきのこぶしを濡らし春雨の降る
私にゃ小さな夢も無い
おとう(父)は、昭和の春の夜
サナトリウムから旅立った
おかあ(母)は、平成の認知症
旅立つことさえ忘れてる
田舎の家は朽ちはてて
今じゃ住む人誰も無く
私にゃたい ....
春の日に照りゆく雪は暖かく春雨こいし紅き薔薇の芽
整えた旅の衣もふと見れば木枯らし寒い墨衣
寝そびれて軒先に見る星空に震えるスバル西に傾く
星野つばき
(35)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
こぶしの花
短歌
1
15/3/20 9:02
私に満足感がない
自由詩
3
15/3/18 9:20
薔薇の芽
短歌
1
15/3/17 10:35
墨衣
短歌
0
15/3/16 10:06
春の夜空
短歌
3
15/3/12 11:19
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