住み慣れたこの部屋に
差し込む光が感慨深く思える
西向きの窓からの日差しが
夏にはハンマーのように
体感不良を与えてくれる
そして秋深まるこのごろには
....
今日もこの世界の中で生きている
目覚まし時計の金属音で目蓋を開き
時間の風が流れてゆくこの世界
空間の踊り場でもがきながらも
生きていることの素晴らしさ
....
ゴールテープを切り裂いた秋に
侵略を開始する冬の走り
季節は時間の後押しで
永遠に巡ってくるけれども
心に叩き込まれた想いを残す
一生に一度の秋がある
....
惜しい負けなどあるものか
全身を駆け抜ける脱力感
あの時にこうしておけば
ああしておけば
勝負は 100か0か
勝ちに等しい負けなどあるはずもなく
....
なぜか得してるように見える
しょうがない人
なぜかいつもニコニコ和ませる
しょうがない人
なぜかスローモーション
しょうがない人
もしかして ヤキ ....
夏が来るのを待ちわびて
日差しの変化を追っていた
弾けるように外に出て
吹き出る汗を海に流した
いつまでも沈まない太陽に
お別れを告げることまなく
....
橋の上で黄昏てる
橋の上から走る車をながめると
行き先が気になる
橋の上から揺れる河面を眺めると
額で風を感じられる
橋の上から見て撮れる
水鳥た ....
絶妙なメロディーとともに
無機質に流れてゆく文字の羅列に
胸騒ぎが沈んでゆく
興奮と感動の余韻に浸りながら
主人公の名前を追いかければ
場内もざわつき出し ....
国家間同士の争いに
終わりが見えないこの星に
平和は訪れるのでしょうか
名前も知らない若者たちわ
争いに意義を感じているのでしょうか
地球サイズのリーダー ....
出て行く君を止めることも出来ず
よびとめる言葉さえ持たない
隙間の増えた部屋を眺めて
2DKの広さを思い知る
埋めようのない空間の中
君の残像も消えてい ....
あの一球が
あのヘディングが
あの左フックが
あの一手が
あのサーブが
決まっていれば勝てますよ
決めるために
決められるようになる為に ....
いつも穏やかな様子で
廻りを落ち着かせるあなたは
驚かない人でしたね
私がころんで膝を血だらけにしても
42度の高熱を出しても
他に好きな人が出来たと言っ ....
私は 思われ人
なに考えてるか分からない と思われ
気が利かない と思われ
国籍不詳 と思われ
かつら付けてる と思われ
いいか 悪いか抜きにして
....
好きを 笑えば
恋を 楽しみ
友は 離れて
愛に 溺れた
自分の 心は
消えてゆく
今日は流れがいい
と思う時ほど油断禁物なんだ
思わぬ罠が息を潜めて待っている
運任せに流されてはいけません
確立で勝負していきましょう
イー リャン サ ....
チェックしたい夢新聞
見るのは夢テレビ番組表
今日のお薦め番組はなにかな
夢チャンネル
貴方の夢を現実に
キーワードを確認しよう
夢の中でキーワー ....
会話が弾む二人でも
言いたいこと
言いあってる
気が付くと半分も言えてない
胸の奥で急ブレーキ踏んでない
踏んだ理由は蹴飛ばして
ノーブレーキで突 ....
飛び込んできた真実を避けることが出来ず
飲み込まれてしまうのです
真実ほど扱いにくいものはありません
取り扱いは最大限注意です
聞かなければよかった
見な ....
どうしてここに一枚あるの
桜の花びらが一枚部屋に
並木の桜は散り始め
清掃作業で忙しい日々
運んできた認識はないけれども
付いてきてくれた幸運な花びらかも ....
どうしてこんなにも
胸の中を駆け巡る感情の中で
貴方の本塁打を見たくなるのか
自分の中での整理は出来ていません
オータニ ホムラン打つの情報で
スポーツニ ....
さよならに こんにちわ
言えたらいいな 明るく笑って
引きずっているわけじゃないんだよ
方向転換しただけなのよ
どうしても どうしても
振り向けなくって
....
行き先に怯える黒
すべてを塗りつぶし
なかったことにしてしまい
白の誘惑に抗い続ける
変化を好む白は
黒を追いかけ続ける
このレースに勝者は存在し ....
渡すことの想い
受け取る覚悟
決着の月曜日
友達以上
恋人未満の友達
沈黙が苦しいかい
沈黙から逃げたいかい
沈黙を楽しめれば
新しい世界が広がるよ
この組み合わせの発想は
クリームぱんでいいじゃない
あんぱんでいいじゃない
つぶ餡かこし餡で揉めるけど
組み合わせには相性があるから
まずはお見合いでも
....
いつからなのだろうか
雪にならないで
積もらないでおくれよ
雪を邪魔者扱いしだしたのは
数センチ積もった庭で駆けまわり
庭じゅう転がしてダルマを作り
....
虹色に輝き
空を自由にさまよう
誰だって輝きたい
見てもらいたい
知ってもらいたい
聞いて貰いたい
思うがままに膨らませたい
いつでも ど ....
食の宇宙が広がり
味の銀河が躍りだす
ふりふり
ユサユサ刺激的な香りがこぼれる
天地創造の技を繰り出して
恒星間移動を試みるも
いつも通りの出来栄 ....
友達と呼べるのは
雨か 雪か
白紙に戻してくれる雪か
一緒に涙たたえてくれる雨か
ちょっとボカシて霧もいいかも
突然響くカミナリ音に
逃避旅行 ....
今の想いは
どこ走っているのかな
飛び出すまでにはまだまだ時が必要かな
ぐずぐずしている場合じゃないんじゃないかな
宛先不明で返却されるかな
それが怖いの ....
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