もうずいぶんあの頃から日が経って

今みたいな自分本来の姿で生活するのにも

慣れてきたというのに


このまま放っておいてくれれば

いつか自業自得でひどく終わらせれると

 ....
少しだけ遠くにいるキミと

夜中にネットの雲の上


寝静まった部屋にキーの音


キミの声を思い出しながらメールを読む


同じもの見て感想言って

距離感ゼロ


 ....
それはするりするりと手からこぼれる
砂のような
きらきらと

あの日
夕暮れ
影が長く
こちらに伸びて
顔は見えないけど

教室の古い板張り
汚くて傷だらけで
だけど僕らの居場 ....
落ち着いたら電話します

そうしてね

本当に会いたいと思っているから

でも電話は無いと思う

落ち着くことなんて多分無いから

私たちは特に

急ぎ足みたいで

休みが ....
体のどこにも傷が無いのに
キミはいつも痛がっている

早い夕暮れにもココロが痛いとキミは泣く

ふたりでいても寂しいとどこかが痛くてキミは泣く

確かにね
氷の濁りの様に白く白く
い ....
戦うことに理由を求めたのは

さて、何時の事だったろう

生きる事が戦いなのだから
産まれる前からすでに戦いは始まっているものを

今更
理由なんて
意味を持たぬというのに


 ....
今日も少し失敗した

仲のいい人達と
たわいも無い話
いつもうまくチューナーを合わせてる

そちらは感度いかがですか
オールクリア、オールクリア

その為に犠牲にする
信用と私
 ....
またあなたを思い出すね

普段はつい忘れがちで
ああ、あんなに悲しかったのに
人間って残酷なほどに
何もかも想い出にしてしまうんだね

みんなが
忘れてしまえ
と言ってた時には

 ....
言葉が流れて澱んで溜まってく

まるで壊れた雨どいから雨が漏れていくように

雨が降ると体のあちこちの古傷が痛んで
時々心臓辺りも何だか嫌な思い出に傷んでくるようだ

雨は嫌いじゃない
 ....
ヨレヨレながら
ここまで歩いてきた

そりゃ呑んだくれて
暴れる日も愚痴りつくす日もあったが

それなりに足場を固めつつ
ここまで来たのだと思っていたけれど

今となっては
足元は ....
夏になると暑い暑い言うけれど
後何回暑いっていえるんだろね

だから寒い夜と同じ様に
私はあなたの顔ばかり見る

私とあなたは後何回顔を合わせられるだろう

もし、明日私が居なくなると ....
こんにちは

今日はいつもの場所を離れ
空間を漂っています

あなたは何事もはっきりさせたいタイプですか?

私はわりとグレーな部分はグレーでも
ピンクでもブルーでも
青紫でも
実 ....
急な休みで私は寝巻きでぼーーーっとしてるんで

せっかく来てくれた
宅配便にも出ることは出来ません

平日の昼間はカーテンも半開きで
外はなんだかいい天気らしく

時折

鳥の声や ....
彼女が
砂漠で飢えて水を求めて
手を伸ばす姿を想像する





既婚子供有の友人は言う

このまま一生恋する事も無く
朽ち果てるのか、と。

結婚相手を恋愛時代と同じ様な情 ....
今朝の星占いでは久々の1位で
思わず身を乗り出してTVを見た

いつもと同じ様に家を出たのに
電車の乗り継ぎも
信号の青も
とてもスムーズだった

会社の前で同僚と会い
トークがウケ ....
空を見て歩いていたら
どこまで行っても空で

そりゃ曇る時も
ポツリと来る時もあるけれど
夜になっても
そこには空があって

そうそう大雪の日は
空も地もその間も真っ白で
境界線す ....
あらあらこんなに散らかして

歩く隙間も無いじゃないの

ちょっとコレ去年の雑誌よ
DVD返済期限切れてるじゃない

古雑誌を出す日は何曜日なの?
DVDはもう見たの?

このジュ ....
飲みたい人がいっぱいいます

「酒のある席には必ず出席する」
をスローガンに掲げるわたしですが

まだ腹割って話せるほど
飲み明かしたことの無い相手が
いっぱいいて

気難しい顔のあ ....
あまり時間がないような気がする

若い頃抱いてた
焦るような気持ちでは無く

ただ、出来れば
子供の成人式や結婚式は
見れるといいなあと思う

そんなわけで
まだ小学生の子供に
 ....
泣きたいんだ

娘は人前では泣かないんだ
卒業式も家に帰ってから泣いた

つまづいて転んで
膝から血が滲むのを見ても

すっくと立ち上がって
水道で洗う

恐いお化け屋敷も
恐 ....
母を想って作った歌を
有線で聞くと心が痛くなる

相変わらずの親不孝で
若いうちに家を出て親など知らぬで
過ごしてきたけれど

親になって
どれだけの愛で子を想うのか

わかるから ....
くそぉくそぉ

さっきまで携帯で喋ってて
切った途端に出てくる言葉がソレですか

馴染みの居酒屋
後ろの席に座ってる知らない中年男性

同じ事を何度も繰り返すばかりの長い電話

詳 ....
エレベーターの落書き

相合傘や名前の羅列の中に



これは

死ね

なのか

死にたい

なのか

少なくとも
楽しい落書きでは無い

人は誰だって誰にだ ....
永遠の別れって
生き物やってると
どうしてもどうしてもやってくるので

ジタバタして
床をゴロゴロ転がっても
岩に噛り付いたって

絶対失ったらダメな人を
いつか絶対失うって事を
 ....
酒は止めよう

テンション上げて
暴れて楽しい夜もあったが
最近は愚痴率がかなり高くなった

恋愛話なんか
今さらだし
それを語り出せば
結局昔話になってしまうし

飲むと頭の回 ....
普通の生活の中に
優しくて気持ちのいい言葉がいっぱいあって
それは本当に心地いい響きなんだけど

そんな言葉は言葉として魅力を持たない
世間的に常識的に大切で美しい言葉が
私の好きな言葉に ....
疲れている時ほど無理をして
悔しい時にも誠実で
絶望の淵に立った時すら笑顔で

冷たい言葉も温かく包んで
厳しい批評に礼を言い
偽善と呼ばれてそれでも

あなたは空を見上げてる

 ....
ああ、あの子はあの人が好きなんだなあ

ちょっと前までちょっと気になってたあの人のコト
あの子はちょっと気になってるみたいです

気が付かないフリをしてたけど
気が付いてしまっては気になっ ....
ああ、もうなんだかどうでもいい。

僕が楽しく過ごせればそれでいい。
人の事なんかもうどうでもいい。

あなた一人を救ったって
世界中に平和が降り注ぐわけでもないし

心配するフリした ....
生まれるべきじゃなかったと
あなたが言うから

「こんな歳まで生きてきたあなたなら
家族に必要とされてなかろうと
会社に必要とされてなかろうと
そんな些細な事で
自分を否定するなんて ....
mac(90)
タイトル カテゴリ Point 日付
耳鳴り自由詩111/9/1 3:11
つながりは雲の上自由詩111/8/31 2:59
過去に生きる人へ自由詩2*08/1/6 4:44
落ち着いたら電話します自由詩008/1/5 0:35
痛みと引き換えに得るもの自由詩108/1/3 0:43
本日も浅ましく自由詩107/12/21 0:39
故障自由詩3*07/11/22 1:36
あんなに悲しかったのに自由詩307/10/30 13:08
雨音自由詩1*07/10/11 2:48
どうもこうもない自由詩107/5/30 0:13
停滞自由詩207/5/9 3:15
中継自由詩207/4/18 0:43
居留守する朝自由詩1*07/4/17 0:56
オアシス自由詩4*07/4/15 23:17
僕は幸せだ自由詩5*07/4/11 1:53
空と旅する自由詩3*07/4/4 1:06
救世主あらわる自由詩307/4/3 1:18
飲み会に参加する理由未詩・独白2*07/3/30 0:27
孫と地球と命の話自由詩1*07/3/29 0:37
秘密自由詩5*07/3/28 0:43
あの歌です自由詩5*07/3/26 1:40
つぶやくオヤジ自由詩4*07/3/8 0:43
生きるということ未詩・独白0*07/3/7 2:55
検索自由詩2*07/1/10 23:14
エール(4次会の帰り)自由詩5*07/1/7 1:02
言葉について語る未詩・独白206/12/15 0:46
取り留めなくあなたの隣で自由詩306/12/15 0:31
誰かが誰かに恋をして自由詩3*06/12/12 23:51
戦闘員自由詩0*06/11/22 0:41
ナク理由自由詩2*06/11/15 0:34

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