祖母ひと言わたしも老いて恋しよう
ぐりっとぐら作っちぇみせたカステラかぁー
最後まで諦めないでやり通す
絵本から飛び出す見本きほんのキ
性格は狐のごとく狡猾か
大木を心より切る如何にして
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立たなくて 大人のオモチャ 買い漁る
朝立ちも夕立ちもなく 夜立たず
バイアグラ 30度だけ跳ね上がる
ふにゃ魔羅を 何とか入れて 成功す
バイアグラ 腹上死なら 本望か
これこれ、ここをこうして、治らない
工夫して、工夫くふくふ、もうダメだ
傲慢か自虐か二択、分裂病
探します。だれを、アナタを大混乱
僕落ちて倫理の立つ瀬のないものを
繰り返す やっぱりあなたは繰り返す
業がまた 深くなるなと 吐息吐く
あなたしか視てない彼女とお茶をする
今度こそ 最後だと言う愚かしさ
繰り返す それがあなたの業だから
変わらない 未来永劫 宿命は
約束を守れるならば行っていい
まな板の上の鯉ですわたくしは
信じると約束したから信じます
短句より慣れひたしんだ長句かな
逆上し 殴られました ボコボコに
おかしいか 独りと一人が共に居る
骸だけ くれればいいよ 独りでも
俺は金持ってトンズラ サヨウナラ
骸すら 遺してやらない お前には
....
友達を 「伴侶の荷物」と呼ぶあなた
戦争か、また戦争か、またなのか
いやですね、やめてください言うわりに
こんなにも頻繁にする好きなのか
ええのんか、ええかええか、ええのんか
何度でも同じところでまた転ぶ
....
層のなか小僧を憎む贈りもの
無造作な夢想の魚 群れのなか
贈りもの一層増して小僧へと
待ち惚け まぼろしの町を冒険
青いそら どれもが素晴らしいらしい
懐かしい夏が死因で続かない
ぼんくらな僕ら法螺吹くぼんやりと
存在が素朴な素材は素敵だね
肉が肉食う にくしみが沁みる内
....
過ぎる時、引き止められないものと知る
刻まれるしわを恨みに思うかや
まぁなんて美しいのか、あてもなく
双肩に実質ワンオペ{ルビ頽=くずお}れる
本人の気持ちも考え見てたもれ
....
大空を突く工事は絵空事
羽交い締めされて天使の羽根落ちる
糞をして、空想をしていく、そして、
もういない人をまねしてまねいた日
湧き上がる痛みと踊る大通り
ただ示唆をして正しさを足しただけ
模倣した哀慕 砂漠に募る墓
整然と生前のまま性善説
ご ....
秋映る 和む香りが響く程
ドキドキと途切れ途切れの起動音
涙という液体のなか夜の人
朝早い大前研ーの真似は無理ー
はな散って爪塗りなおす薄暑かな
ゆうぐれとゆう ゆっくりとゆくひかり
愛情は空気のようにそこにある
AIはAIRのようにそこにR
シンシンと凍って東京は涼しい
月真下 夜に灯りがつきました
健やかな者 建物を筆で書く
愚かさの寓話が偶然隅っこに
暗闇が自己言及して光り出す
円環に還る猿 遠い楽園
月の見えない夜は星が綺麗です
看板は全て黄色でうれしいよ
かぎ編みの嫉妬はしばし愛しくて
お出口はままどおるがわになります
楼閣の桜の数を教えてる
春雨をお外で食らいまくってた
脇役の筋力 協力は脅威
蜃気楼 桜が数を教えてる
614きな行動613と引いて観か
人人のなかを貴方は彷徨った
世界知る犬が自分の鼻で嗅ぐ
息を忘れて自らを亡くしてる
春隣 燐火瞬き舞っていた
月食と夕食をとる日曜日
喉嗄れて夏の終わりに冬疼く
球体の王本人が求めてる
反復を履く夏 複製を覆う
半熟の
玉子を潰す
愚か者
子供らの
夢を潰して
何を得る
テレビでは
テロップ流し
手を出さず
雪が降り、はしゃぐ子どもと泣く大人
そこで子をぶっ飛ばしたら虐待だ
まず親がそして医療がとどめ挿し
殺伐とした世の中じゃいけません
回復し庭を見ながら雪見酒
一言で言える言葉を言っていく
音のなか意味のない夢みて眠る
ほんとうの蛍のように星滅ぶ
階段で皆の白さ比べてる
笑ってもいいかと聞くの悲しいな
怒ったらダメかと聞くのいいんです
何かしたい何もできない悶絶す
本ができます何それおいしいの
一人分だけでも喜ぶつもりです
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【川柳】17音律「5.7.5」を基本とした川柳作品のみ受け付けます。川柳批評は散文のカテゴリへ。
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