育ったばかりの
若い芽が
涙を滴めている

将来への不安

現在を生きる
苦しみ

わかるよ

わたしの涙は
滴り落ちた

若い芽は
まだ我慢している
キミがわたしのこと
「旅してるみたい。」
そう言ってくれたから


キミと一緒に
キミの言葉たちと一緒に
一夜の旅に出かけたんだ。

わたしが風景をめくりながら
「遠くへ。この世界の一番 ....
足元に広がる
春の柔らかな
日差し
言葉と色にあふれたふきのとう

心に焼き付いて忘れられない

こんな時
うまい言葉が浮かばなくて
あなたに贈る一枚を千枚めくって探す


ゴールデンベル
春を運ん ....
TOKYOを繋ぐ
循環で繋ぐ
数珠繋ぎ
の、
細胞を繋ぐ
個々の魂で繋ぐ


IKEBUKURO 589,837
 
SHINJYUKU 785,801

SHIBUYA 445,730

 ....
昼下がり
並列自転車のトンネルで
独りの黒猫に出会いました。



一目で野良だとわかるほど
やせ細った背中が
今にも消えてしまいそうに見えたので


カタカタ揺 ....
ごめんね

あのひとみたいに
満開には
咲けない

いつも
自分の弱さを
しっかり抱え込んで

固いつぼみのままで

満開の梅は
こぼれる香りで

春に
溶け込んでいく

ごめんね
少しずつ咲いてみる ....
赤と白
寄り添ってたんだ

春の先駆け
紅白の梅

満開の赤と白

ああ
キミに会いに行こう

穏やかな日差し
柔らかい微風

こんなキレイな梅
キミに見せたいから

 ....
(此処が世界の真ん中ならば、波は人の心で
お互いが押せば道は閉ざされ
お互いが退けば道が開ける、と)

東西から押し寄せる波が分け隔てる此処と、あの島は
すぐ傍に在るのに果てしなく遠くもあり
渡 ....
変わらずに、時間は流れて。

今日もまた、日が落ちる。

また、明日のために。
麗らかな日差し
優しい青の空

お賽銭あげて
自分のしあわせ、
祈った

たまには
そんな
わがままも
いいでしょ?
さ。く。ら。ち。る。ち。る。
さ。く。ら。ち。る。

文字は花びら、桜散る。

て。ん。て。ん。て。ん。て。ん。
転々と渡り暮らした町々の
別れの記憶に桜散る。


 ....
どうやら、眠れない、なんてことはなさそうだ。

しかし、緊張していないわけでもない。

初めての受験。初めての選択。初めての勝負。


大袈裟かもしれない。

だが、そう形容するに相応しい不安を、今、 ....
一年に一度の晴れ舞台

小道具もちゃんと持った?

髪も整えて

さあ
いくわよ
居候のわたしの為に
お母さんが焼くケーキ。

ほんのり甘くて
優しい味がした。

わたしは
このひとから
産まれたんだ。

ありがとう、お母さん。
喉に流れ込み
触れては弾ける小さな花火

光に透かして
揺らぐそこを見つめると

まるで

そのときをたゆたうような
はたまた{ルビ空=くう}を泳ぐような

淋しがり屋特有の錯覚に陥る

ひとりでも平 ....
いつものように
髪を結い


いつものように
紅をひく


わたしは何も 
かわらない


置き去りの
この部屋で


恋しい
恋しい
恋しいと


嘆 ....
ふるさとの川というには

ここはすこし都会過ぎるかもしれない

関東大震災のあと

消えてゆく東京の面影を

ここに見つけた作家もいたことを思えば

ふるさとの川ということでいいのかも

だれもがふる ....
もう春だけど
おでん

寒いからね

両親と囲む
おなべ

久しぶりで
ちょっと涙
まだ知らない君は
向こうにいるんだね
いつか君と出会いたいな

その時まで僕の声を忘れないで
長い長い階段の果てに
きみがいる


駆け上がるぼくと
待ってるきみの
心臓の音が
共鳴して

待ってて

息もつかずに
駆け上がって

すぐに
きみを
抱きしめるから
荒々しさを感じる、海の呼吸が聞こえた。

僕と一緒になるのを拒むような。

光りと波の見ていると。

頭の中まで調和されて。

ゆらゆら、揺らめいてただけ。

いつか、僕も呼吸をするだろう。

大きく ....
その向こう側まで。

ご一緒しませんか?
この浴槽を欲情で満たす牡丹雪

ひとひら、
口づけるたび、悲しみの温度が肌を焼く
ひとひら、
白い手に抱かれるまま、別れの雪を肌に降らす

この雪は溶けるため 
この白は忘れるため

あなた ....
 
ぶんぶん振り回しても
宙を、きる
 
 
この手 届かない 距離
 
 
がむしゃらな想い
哀しくも透明、を泳ぐ
 
 
この声 聴こえない 空間
 
 
(すん すん)

巡り巡った
碧色の雑草 ....
強い光は、痛みも苦しみも照らし出す。

眩しい。

でも、見たい。

自分の心に、光を思いっきり打ち込んでやりたい。



いつまでも闇に隠れていては、絶対に損をする。

光は、本来とても暖かいものな ....
 *
涙と涙の間に
栞をはさみ
今は…
そっと綴じて置こう

開かずに
閉じ込めることなく
いつか
そっと開く日を

空の色を眺めながら待っていよう

 *
春告げの風が運ぶ
柔らかな陽射しの下 ....
向かい風、吹雪の下校道。
風速10メートルと零下10度の結婚で生まれた雪のカミソリに
顔を傷つけられないように、後ろ向きで歩く。

「大丈夫だから。」って言って
かばうように前を歩いてくれる友達 ....
━数億年、
寄せては返し繰り返し
水、空気、光を、

混ぜる、取り込む、濾過する

そうして造られた海は、人の創造を遥かに越えて

例えば、ありふれた海岸線の湾曲にさえも
 ....
明日。

この部屋ともさよなら。

明日わたしは
どんな顔で
退院するのだろう。

何度も見上げた天窓。

今日も光が差し込んでいる。
書き出しの言葉は、思いつかないから前略。

今年の東京は春が来るのが早いよ。
本当の冬は来ないままだから、故郷の二月、思い出してたところ。



−20℃、ダイヤモンドダストを肺に吸い込む日、 ....
携帯写真+詩
タイトル 投稿者 Point 日付
滴り風音309/3/14 12:37
わかれのかたち夏嶋 真子15+*09/3/14 9:24
希望11*09/3/12 22:39
循環する緑4*09/3/12 19:28
黒猫の航路図9*09/3/10 5:56
つぼみ風音409/3/9 18:16
先駆け409/3/9 18:02
その想いがあれば遊佐1*09/3/9 13:44
秩序。狠志109/3/8 17:20
わがまま風音309/3/7 18:47
さ。く。ら。夏嶋 真子17*09/3/5 17:15
決戦前夜エルメス0*09/3/4 20:07
晴れ舞台風音509/3/3 18:34
お母さんのケーキ409/3/3 14:43
溺れたウサギ愛心12*09/3/2 23:44
忘れるまでが恋ならば夏嶋 真子11*09/3/2 17:34
ふるさとの川吉岡ペペロ409/3/1 22:57
季節はずれ風音409/3/1 21:16
想撮空間「見えない誰かへ」[group]緋月 衣瑠香3*09/3/1 0:22
待ってて風音309/2/28 16:17
調和。狠志009/2/28 13:18
想撮空間「青の果て。」[group]009/2/28 13:14
牡丹雪夏嶋 真子12+*09/2/27 17:03
【雪柳】琥霙ふうり3*09/2/27 5:10
陽光エルメス609/2/26 22:43
春告げる風を待ちながら遊佐5*09/2/26 13:43
冬の梢夏嶋 真子7+*09/2/25 18:12
未完の創作物遊佐6+*09/2/25 11:05
明日。風音509/2/24 16:17
雪の手紙夏嶋 真子10+*09/2/24 0:29

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