壇蜜を小脇に抱えヘリで去るやけに激しい風が吹いてる 朝が来て








 ....
村雨に光れる木々の目覚ましやわが心中の青きビニル傘

五月雨に光るる道の白皙の{ルビ汝=な}がポケットの淡きセブンスター

ぬばたまの夜に流るる精液の氷のごとき冷ややかさ

けふ夢に出てき ....
行く末がこの永遠の終わりまでだと覚悟して永遠を生きる


主義などに縛られるのは嫌な主義だから主義など持たぬという主義


「夢」という語感もかたちも発音もわたしの夢も世界一好き


 ....
さっきから野球の喩えばかりだなやけに激しい風が吹いてる 何もない一日 雲を泡立てて貝殻模様のカップを洗う


花の雨 眠るわたしのこめかみにふれているのはくちびるですか


モノクロのアネモネきっとあなたならうすむらさきを選んで写した

 ....
お揃いの指輪をはめて初めての台風がくるコロッケ甘い 精神と時の部屋を使ったのに夏の宿題まだ片付かず KURE55-6でカラダを拭いてやる姫を守った錆びたロボット 白日の
夢に漂う
龍涎香
鼻をくすぐり
覚めたは夢か

龍脳の
さやかに香る
睡蓮の
池に漂う
白い花びら

さらさらと
水の流れの
ささやきは
羅国のしずく
微か ....
いまさらデューク更家のウォーキングやけに激しい風が吹いてる おみくじが凶だったから賽銭を多めに払いお守りも買う 閉め切った雨戸の向こうパレードが通りすぎてく音だけがする ぐるぐると渦巻くものを描く少女いとけなさからそれは太陽


青空を隔てる窓か潮騒と昔日の風を隔てる窓か


あの日とかあの時とかをわたしも持ついまもういない命との日日


お布団にう ....
アヴェマリア
乳香焚きしめ
我が子抱く
口からこぼれる
菩薩の名前

枯れ果てた
我が子を抱え
歌いつる
母の教えし
数え歌かな

帰り来ぬ
我が子抱きしめ
空仰ぎ
 ....
ああこれが美人局っていうやつかやけに激しい風が吹いてる 寝ない子へバッドエンドの桃太郎やけに激しい風が吹いてる ギャルみこしオールスターに踏まれたいピンヒール履き騒いで欲しい 「前を見て進んでますか?」そんな問い聞こえてきそう曇った夜空

湖に映った僕は揺れているもう一人いる僕が微笑む

川の水汚れはなくて透き通る石斑魚は早い動きを見せる

初恋の人に久々に逢っ ....
みたされて游ぐからだの陰を彫る 夕立に似た匂いの指先 四つの日キリンをみながら頬張った母のおむすび東北の味


時計みて思い出すほど時間とは遠くにあって想うものかも


味噌まぶし俵のかたち海苔はなしおふくろの味もう二度と無し
 ....  .... デパートの食堂で君はいつの日にお子様ランチを卒業したの 梅雨そらに 家を背負って 角だして のどかに進む カタツムリ見ぬ いつもある 気にもかけない 星ボシが もの思う夜は なぜかまたたく 君の眼で見た東京はビルがないやけに激しい風が吹いてる イルカの絵買ってから音信不通やけに激しい風が吹いてる ジョン、ヨーコ、シドとナンシー、ケイスケとユウコのようなふたりになろう ぐるぐるとまわる地球の上に立ち暦の梅雨をあきらめてみる
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
壇蜜を小脇に抱えヘリで去るやけに激しい風が吹いてる北大路京介415/7/5 23:44
無題TAT015/7/5 22:13
麦雨譚 -- 短歌集伊藤 大樹015/7/5 12:30
「わがみちをゆく」 2015.07.05 (一〇首)もっぷ115/7/5 5:07
さっきから野球の喩えばかりだなやけに激しい風が吹いてる北大路京介315/7/4 23:21
詩歌集「うずく、まる」より自選十五首夏嶋 真子14*15/7/4 13:25
お揃いの指輪をはめて初めての台風がくるコロッケ甘い北大路京介215/7/3 0:19
精神と時の部屋を使ったのに夏の宿題まだ片付かず215/7/3 0:19
KURE55-6でカラダを拭いてやる姫を守った錆びたロボット115/7/3 0:19
午睡レタス115/7/2 23:18
いまさらデューク更家のウォーキングやけに激しい風が吹いてる北大路京介115/7/1 23:58
おみくじが凶だったから賽銭を多めに払いお守りも買う115/7/1 23:57
閉め切った雨戸の向こうパレードが通りすぎてく音だけがする215/7/1 23:57
「かおるのおと」より (五首)もっぷ215/6/30 23:55
ピエタレタス115/6/30 23:23
ああこれが美人局っていうやつかやけに激しい風が吹いてる北大路京介215/6/30 21:28
寝ない子へバッドエンドの桃太郎やけに激しい風が吹いてる015/6/30 21:27
ギャルみこしオールスターに踏まれたいピンヒール履き騒いで欲し ...315/6/30 21:27
初恋夏川ゆう115/6/30 6:11
夕立[group]はるな215/6/30 0:05
四つの日 (三首)もっぷ4*15/6/29 19:15
無題TAT015/6/29 14:00
詠み人知らず015/6/27 23:45
デパート *もっぷ115/6/27 18:01
カタツムリ星野つばき115/6/27 7:11
夜空215/6/27 7:01
君の眼で見た東京はビルがないやけに激しい風が吹いてる北大路京介215/6/27 0:30
イルカの絵買ってから音信不通やけに激しい風が吹いてる315/6/27 0:29
ジョン、ヨーコ、シドとナンシー、ケイスケとユウコのようなふた ...215/6/27 0:29
ぐるぐる *もっぷ115/6/26 22:50

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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