カラッポの天空 只ヒビキの綴り在り
わたしは空飛ぶフライパン
行為努める意志を担う直観
待ち構える共同墓地と永久なる母たち

ヒトマズ鎮まり機能する肉体を背にし
無常なる現闇光の根源を探求 ....
お楽しみを一杯
詰め込んで
一つ一つそれに火を付けて
花火のようにきれいに燃えると
期待していたけれど
どれもこれも
真っ黒い煙を出して
灰になってしまった

もう残りは少ない
お ....
つかまえて
響き奪い合う あの 声のもつれ 
贄になり損ねたひとつのくびれを
ハマナスの実を煮て
死んだかもしれないかもめに金貨を乗せた
白い靴下
うらがえる羞恥を指先で広げ
青ざめた自 ....
白眼と白眼、バランス崩し
黒い輪郭に青白く輝く肌
何かに呼ばれるように
何かを呼びながら
無限に向かっていく
意識の光に充たされ

 柔らかな死の祝祭、
 死と再生の饗宴、
 虚無を ....
私は、空を置いてけぼりにして飛ぶ、
笑ったままで、

息を止める、(血が乾いていく
息を止めて、
私の指先の奥から、別の生が、別の命が
始まっていく、

想像して、
想像の、
別の ....
現実はゆるぎなく ゆるぎなく ゆるぎなく
存在している

僕はただその中にいる
皆が連関している
僕の思考も、聞こえる音楽も

ただ愛すること 目の前の現実を
今しかなく愛すること そ ....
詩を書いてあげる
いっぱい詩を書いてあげる
あなたの存在を信じさせてあげる
私の病気の重さに比例して
あなたが私の詩集を破るとき、一ページずつの快感は
加算されていくに、違いないもの

 ....
2023年は
関東大震災から100年である
1923年に発生した震災の第一報を
アメリカに伝えたのは
福島県南相馬市にある原町無線塔である
それが世界各国の迅速な支援に繋がった
100年前 ....
命の果ての地平線で
百億の虹がいっせいに開く
真っ白な光の裏側で
音が凍りついて花みたいに燃える

わたしはアンドロメダの踊り子
わたしは約束された期限付きの祝福
わたしは届けられること ....
○「人生百年時代」
長い人生を渡っていくには
真面目さや有能さだけでなく
人生を楽しむ力が必要だ

○「宇宙人」
もし宇宙人がいるとしたら
人間の形とはまったく違うものである
と僕は思 ....
物欲を干したい
物欲いらない
物欲をゴミ箱にポイだ!

よーし
これで
物欲とは おさらばだ!
わたしは買わないぞ
欲しくもない

いま あるもので
じゅうぶん 暮らしていけ ....
深夜二時に起きて、トイレットペーパー補充して、
洗濯物干して、コーヒーの木に水をあげて、朝食、卵かけ御飯食べて、
テレビ台など、リビングの物を拭き掃除して、それから死にそうに辛く、しんどくなっ ....
同じ気持ち
同じ思想
同じ価値観じゃなくてもいいの

多様な社会
それぞれ違う みんな
なにも一緒じゃなくてもいいよね

受け入れ合って
成り立っている世界

宗教がなかった ....
清廉さ
だがこれはどうも本当らしく聞こえない

我が身可愛さ
これだったのではないか

そんなことはどうでもいい
えぇ、どんなこともどうでもいい

回る回るよ、世界は回る
気分悪く ....
あの青い空の下に もう季節はかえらない

愛は贈るものではなくて
奪うものだという

君の十五才の陶器のくちびる
かわした言葉たちが ....
 三丁目の角を曲がったところで、ふと君の
匂いを感じたとき、なんてことないと思って
いたのに。


 電子レンジに卵を入れて、しばらく眺めて
から取り出し、破裂するかどうかを少しだけ
考 ....
無機物生動の戦慄切迫
迫る迫り入って来る我
恐怖障子白壁浮き立ち
脅迫する覚醒に犯され

 悪、根源悪は今 善、根源善
 善は悪に、悪は善に 

 〉この巨大な繊細な創造の力動
 〉 ....
連綿と続く人生の
渦響のなかに目覚めて
さらに目覚め在りながら
この人生の端緒と終点とが
螺旋を成し繋がっていくのを

底の底で見つめている、

廃墟に咲き開く真紅の薔薇
ずっと何処 ....
爪を剥がす
わたしの指は二十本あるので
二十回できる

それはやさしさの残機

不安に駆られるゆうべは
脳を取り出して洗う
ホームセンターで売ってた一番強い漂白剤に浸けて
洗面台でじ ....
秋らしさはまだ感じない
まだ夏が強い状態
でも微かに秋は来ている

薄いイメージのある夏
色濃い秋と交わる

秋が加速する
そうは言ってもまだゆっくり
少しずつ変化していく

微 ....
日が暮れてひとりの棲み家に戻る
靴を脱ぎ
1Kのアパートのなか
フローリングに膝をつき
頭を垂れる

声もなく
神すら必要としない
祈り

どうかあしたも日が昇ってください
いや ....
   蟻



 辛抱づよいのか
 気もそぞろなのか
 個性はどこにでもあるのだなぁ
 けれど 蟻よ
 それは どう見ても ただの小石だ

 次の時間
 木の葉の波でひと休みして ....
   秋心 (あきごころ)



 息にした けむり色
 ただよう風が見えた
 秋が どう溶けてしまうのか
 一度は知りたかったから
 踊り場で、ほら つむじになれた
 そんな夜
 ....
蜩(ひぐらし)の かなかなかなかなかなかなかなかな……と歌う歌声が
空へ心地好くひびく
一人 林の陰に立ち 傷を思う

傷の増えた この銀製の指輪は
あの人が亡くなった頃に求めたものです
 ....
目の前が真っ青になった

急に知らない言葉で喋らないでくれ
ああ
 もう
雑音にしか聞こえない
ような
それか また
プライドが
揺さぶられたような 大事な
根底を掬われたような
 ....
時の中、耳の腫れの中、今を、数えて。
空気が見える。黒ずみの中に。
十年前、十五年前……今は、段々新しくなる、
ピアノを弾くように。死にものぐるいで
生活していたんだ。

生活に手を差し伸 ....
彼が生きていた場所を僕は覚えている。
彼は長椅子に寄り掛かって、ギターを弾いていた。
青白い目の光の中で、
名前の知らない星が揺れていた。

浅く、緩い昼寝の中で僕は自殺したいと思った。
 ....
孤独を、記憶を睡眠薬で噛み潰す。
私の身体が音楽、点になるのを待つ。
LEDが向こう側で密柑色に暮れていく。
画面の奥で電子が踊っている。
RGBの奥へ、私の顔が流れていく。
私は、私が私に ....
夜が更けた頃
川沿いの道を僕は歩く
時々跳ねる魚の音を聞きながら
大きく 肩のこった 腕をふって
倉庫から出ていくトラックを見る
どこに これから 行くのだろう
フェリーに乗って 大洗港か ....
夜の梢はいつの日か

あの真っ赤な月を掴むのだろうか?


硬い目をした少年少女が

飛ぶ夢をみるように




多分

これは憧憬



僕はいつでも

落ち ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
詩想13ひだかたけし3*23/9/16 21:10
幸せなときは短すぎて花形新次223/9/16 19:04
くびれただのみきや4*23/9/16 17:36
焔の舞台ひだかたけし5+*23/9/16 16:01
由比良 倖3*23/9/16 15:54
ノートから523/9/16 15:40
詩を223/9/16 15:14
原町無線塔 いいね!イオン3*23/9/16 14:37
魔術大覚アキラ423/9/16 13:48
独り言9.16ホカチャン6*23/9/16 10:00
物欲との対峙ルルカ ne...3*23/9/16 9:35
わたしの日常3*23/9/16 8:40
ジョン・レノン イマジンについて2*23/9/16 8:05
パトロン・パトロールりゅうさん223/9/16 7:49
あの青い空の下に・・・・・・藤原 実4*23/9/16 1:21
飼い主のない猫 (散文詩 7)AB(なかほ...5*23/9/15 18:35
THRAK 10ひだかたけし223/9/15 17:58
THRAK9223/9/15 15:53
日曜日の家事凍湖(とおこ...823/9/15 15:52
微かに秋夏川ゆう423/9/15 13:18
無への祈り凍湖(とおこ...523/9/15 12:02
soft_m...6+*23/9/15 10:45
秋心 (あきごころ)4*23/9/15 10:30
傷のことこしごえ5*23/9/15 9:50
定式えこ123/9/15 6:35
リチウム由比良 倖1+*23/9/15 2:02
季節の海2+*23/9/15 1:54
逃避5*23/9/15 1:42
夜の倉庫から番田 123/9/15 1:26
めっもうし123/9/14 21:21

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