運命の階段がある
駆け上がるの
転げ落ちるの
滑り台にしちゃえ
人生なんて
華麗なステ ....
嘔吐を堪える白色の皮膚
洞窟の壁に絵を描き
原始の爆発
枷を繋ぎ止めるべく
咀嚼された人魚の ....
白い
舞踏
渦を巻く
雨
視界が
薄皮を剥かれた
果物の
鮮やかな血のように
絶え間 ....
金属の地平を見晴らす月面
静かな夜は
一群の艸を吹き曝す
涼やかな風として
球形の地に立つ私 ....
おさなごも仔犬も猫もみな眠る
夜明けまえのしずけさのなか
辞書にのっていないことばで
この世界 ....
あの日から
降り止まない雨が
心の奥底から言葉を溢れさせ
顕れる魂の穿つ隙間に
零れ落ちるよ ....
さくらんぼ拒まないでね唇をキスが下手でも君が食べたい
生首のようなスイカを風呂敷で包んで帰る夏 ....
だれも居ない大学の構内に
緑だけが 大空を指しておいしげる
私はそれを見るのが好きだ ....
○「ふれあいの旅」
千葉へは仲間とのふれあい
上高地へは自然とのふれあい
どちらも感謝感激の旅 ....
詩はエレメント
生きる糧
ただようその香
打ち消した昨日
やよい
詩は月だった
暗い ....
10rows, 1.04sec.