G線上のアリアを聴きながら
過ぎた日の思い出に
想いを馳せる
君は今、何してる
コロナ禍の元 ....
個体というファイルに無理に綴じられた一貫性のない私たち
降り止まない雨が
心の奥底に言葉を溢れさせ
魂の隙間から
零れ落ちるような光滴たち
無数に煌 ....
世界中で
自称詩人排斥の動きが
高まっている
世界の混乱の全ての元凶が
自称詩人にあると主張 ....
壊れる前に補修するのは
もったいないから
壊れるまで使う
もったいないオバケが
救うべき ....
夏の終わりが訪れた
これから季節は
秋から冬へと加速してゆく
風を涼しいと感じられるのも
今 ....
河の奥底から夜星を見上げる
闇の中に浮かぶ他者の琴線が
視界に流れ来る気がして空を掴んだ ....
左心室から流れた希望は絶望になって右心房に帰る
こうして人生は循環し、いつまでも未完なままだ。
人の幸運 不運は
右か左で決まってしまうのか
右に行きたくても行けない
....
なんだか頼りない陽射しと
元気のない雲の勢いに
初秋の余韻を感じながら
病院の帰り道、車を走ら ....
クイズムリオネア、司会のみのびんたです
スタジオの半周以上を囲む観客席は熱狂した拍手を彼に浴びせた ....
通っていた専門学校の 昔の
その 今も電車から見える建物の
様変わりしてしまった道を 僕は
あ ....
宵闇通りをお迎えにあがります
ブン、はブンであり吾輩ではない
ようやく木に将来が吊るされた
....
過ぎ去っていく暮らしの中で
腕の中で抱き締めた匂いは
色褪せぬ記憶とともに生きている
....
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