最後の弦が切れて
風の音だけになった
折れたマストが流れ着いて
今来たばかりの海を見ている
....
きみの笑顔が欲しくて
生きてきたのかもしれない
きみの苦しみは あたしの外側にある
その時 ....
ウイルスに言葉があれば歌われたであろう史詩の夢などを見る
標準ジャップ、標準ジャップ
標準ジャップ、標準ジャップ
オンギャと生まれたその瞬間、 ....
目的を失くしたように
ただ帰りの道しか
歩いていない
瞳の色が
乾かなくて
さよならは ....
わんは、ててんなかでもう気の腐るほど暮らしとぅ。いやんな、そいなことがいくつの年の繰り返しだか。何か ....
手を合わし目をつむり
「みなさま
今日も一日 ありがとうございました
今日もこうしてお休み ....
「これがリモート会議の新兵器です
ノイズキャンセリング技術を
逆に利用しました」
「サイレ ....
一列目の私は
前を向いているのに
人に触れると
改行ばかりして
道を外れてしまう
これ ....
残りの夏にかざした
みずいろの日傘をたたみながら
あのひとは言った
すでにそこに来て待っている ....
心に愛がなくても
今朝の空は清々しい
心にに愛がなくても
通勤時間は駅も道路も混雑する
....
この胸から一枚の
夏の風景をとりだしてひろげよう
青い湖 まわりは緑の森
そのむこうになだらか ....
ワクチンを接種することでできる
コロナウイルスに対する抗体の量は
人によっていろいろ異なり
....
(詩論)初級編:(必読)ギフトについて
今まで繰り返し商業誌のなかで詩人の作品はどう読んでも ....
あの曲を
叩いてくれよ
あの曲を
叩いてくれよ
叩いてく ....
背後には誰もいない
開け放した窓から雨が降りそそいだ
部屋には部屋がなかった
区切りのない家に ....
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