冬のプラネタリウムが
初めてのデートだったのよ
パパはずっと小さなころから
星が好きだったわ
 ....
長く学校を休んでいる
小さな女の子に
セントポーリアが届いた

白桃色と深い青
部屋の空気 ....
雪の涙が落ちるように
春を待つ種を見守る
慈愛の白い花

雪の蝋燭のような
やさしい光が
 ....
泣き顔を映すものじゃないと
そう願っていたのに
胸が熱くなるだけで
崩れた輪郭に涙は
白い鱗 ....
自由とか
権利とか
悠長なこと言ってると
ヘンテコりんな
隣近所のせいで
ひどい目に合わさ ....
声と声が交錯する街角で
チョークを引っ張り
路上に描かれていく線、
子供はガッタンゴトンと身を ....
人間とともに暮らしているほたる

透明な月明かり差す昼下がり

もしかしたら光だったのかもし ....
理科室の奥に理科準備室があり、そのまた奥に蛋白室がある。
授業開始の数分前、その小部屋にて理科教師 ....
痩せ細って来るこの町で
生活の音がそのまま聞こえる
人の気配と安心を握った
両手はもう何も持て ....
月見さんのお葬式に行くために
月見さんと一緒にいる
彼女はただ薄目で虚空を見つめながら
静かに ....
真実のみを信じて
貫き通して大成したら
真実一路

真実のみを信じて
貫き通して混乱したら ....
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2020年3月6日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬のプラネタリウム丘白月自由詩3*20-3-6 22:16
セントポーリアの妖精自由詩2*20-3-6 22:15
スノードロップの妖精自由詩120-3-6 22:13
汚れた鏡ミナト 螢自由詩120-3-6 21:16
人権バカ花形新次自由詩120-3-6 21:04
無垢ひだかたけし自由詩320-3-6 18:03
見えない水宮うみ川柳1*20-3-6 17:02
蛋白室クーヘン自由詩3*20-3-6 12:21
田舎の暮らしミナト 螢自由詩120-3-6 10:13
朝とプル式自由詩720-3-6 9:00
真実末路イオン自由詩2*20-3-6 0:26
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