日の下の世界はままごと、すべては形式
内容を尋ねども、渇望を知るばかり
徒労の夜をなだめる杯に
....
きみの発する言葉ひとつひとつから
ぼくの体温を感じ取って、
それは甘ったるくて
しつこくて粘つ ....
波を押し返そうとするみたいに冷たい風がひっきりなしに吹き付ける二月の海岸には僕ら以外人っ子ひとり ....
楓は老いることで色づくのだと知り
見事だと思った
去年の事
もののあわ ....
あきまへん
そんなおっきいちんちんでは入りしまへん
あっあっ
痛い、痛い
うちのアソコが
....
末っ子で、鍵っ子で、角っ子で、隅っ子の僕です。
これだけヒントをあげたんだから、早く迎えに来てね。
僕は不自由に踊ってる
誰かが使ってる暖かな暮らしのせいで
そうせざるをえないんだ
楽しそう ....
いつもとは違う道を選んだ時
修正液を捨てようと思った
迷ったら綺麗に消すより境界を汚す
そんな ....
御存じの方もいるでしょうが、この一輪車という人物は私がスタッフを務めるネット詩サイト「文学極道」にお ....
とても贅沢な我儘かもしれない
叶うなら
叶えてくれるなら
失った分の若さを取り返したい
....
ある所に少年がいました
少年はいつも元気に暮らしていました
朝早くから起きて水を汲み
それを終 ....
摂氏零度。麓の畑のビニールハウス。
その脇に放置された時代物のセダン。
「使い古しでも、役に立つ ....
月の光で発電しないなんて
それも嘘
平面を二つに折りこめば空間が立ち上がり
さらに折り重ねれば世界は分断され
照ら ....
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