好きな人はいません
その分
嫌いな人はいません

誰からも愛されてなどいません
その分
 ....
散らかる部屋で
ぼくも散らかる物のなかに
転がって
散らかってみる

明るくて冷たい夜だ
 ....
お母さんは壊れています
だから私も壊れています
それは決して運命などではなく
残酷で客観的な確 ....
 
月光に暴かれた激情が
 
いって はて
 
そして 闇、闇、闇



 























十年も前 ....

おれの首筋に手を伸ばしてくるやつら
おれの息の根を止めようとしてんのさ
「そら、こちらの指は ....
  

大塚駅前で砂鉄を集め終えると
人がプールになる
僕がプールになる
水に、むしろ
 ....


おんなを買い
そびれたので
雪のよる
ホワイトチョコを買い
洋酒のあてにする
背中 ....
ひらかれたまま
あつめていく
私に似たものを
私に似ていないものを
あつめて
もやして
 ....
愛があふれて、こわれてしまう
はずれたとびらのようになった
わたしからこぼれていく
あなたへ、 ....
ゆうぐれのへや
ぼくたちはどうしても
ふれあうことができずに
こころわかれて
はだかなのに  ....

向きを変え下り坂を上り
以前は胸が先に苦しくなって
、足もとを止めた
膝頭が訴えてくる。こ ....

雪を掘るカラス
凍らせた
内緒のおやつ

雪に埋めた太陽
熟すのを待つ
少しほんの少 ....

あなたの名前が花びらのように
空を覆いつくすように散って
陽が透けて頬に差せば
私は妖精に ....

どれだけ眠っていただろう
首を横に倒した分だけ
太陽は枝の隙間を渡る

多羅葉の葉の匂い ....
広島にいる私の水面と
室蘭にいるあなたの水面が
水平
だとするなら

大型客船の中のあなた ....
吐く息は雪の行き先変えるただ僕は話題を探してるだけ まるでネズミ花火と歩くように
足がもつれて引っかかるけれど
動き始めた季節を予約する
心臓の位 ....
雨上がりの空から雲が一掃されて
青空があらわれて
お日様が顔を出しても
美しい七色の虹が橋のよ ....

引き出しの中にも眠る
掬われないまりうすの舵
印影の消えた朱肉をいつまでもはなさない
無駄 ....
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2020年2月9日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
好きな人はいませんこたきひろし自由詩320-2-9 23:57
満月両性具有自由詩3*20-2-9 23:43
お母さんは壊れていますもとこ自由詩9+*20-2-9 23:31
約束の果て殿上 童自由詩2*20-2-9 23:08
金木犀の匂いがすらあTAT自由詩520-2-9 22:23
プラットホームなんかたいした問題じゃない(どちらかの手に切符は握られているか?)ホロウ・シカ...自由詩2*20-2-9 21:53
入水たもつ自由詩320-2-9 21:47
臭さナンモナイデ...自由詩2*20-2-9 21:18
詞華集岡部淳太郎自由詩8*20-2-9 18:36
草の原にうまれるうみ自由詩020-2-9 15:37
サウダーヂ自由詩220-2-9 15:28
股関節の極みアラガイs自由詩6*20-2-9 11:12
夕日のアイス丘白月自由詩320-2-9 11:04
あなたは花だった自由詩020-2-9 11:03
葉書の木の妖精自由詩120-2-9 11:02
物理学の定理uminek...自由詩3*20-2-9 10:47
2月さっさ短歌020-2-9 10:34
坂道の下り方ミナト 螢自由詩120-2-9 8:19
雨上がりの空にこたきひろし自由詩420-2-9 7:17
葉牡丹の枯れるアラガイs自由詩8*20-2-9 4:04
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