燃ゆる炎を宿したこの翼を
閉じる術を知る由もなく
それでも過ぎてゆく{ルビ時間=とき}の中で
....
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喫煙者でもないのにライターを、それも中々に高額なオイルライターを所持しているのにはそれなりの訳が ....
朝メシは西瓜
昼メシも西瓜
晩メシも西瓜
西瓜スイカすいか
おれの家は西瓜
おれはひた ....
一円玉の数だけキスしようよ。
豚の貯金箱、叩き割っちゃおうよ。
心のなかに雨が降ってる
一人で建てたおとぎ話だ
鉛筆みたいに直ぐに無くなる
心のそ ....
一日、また一日と
忘却した記憶に登場する
キャラクタアが
私たちの行列に
続々
と
立 ....
被害者になる想定は多くの人がしているのに
加害者になる可能性を考える人は多くない
ハンド ....
誰でもよかった
キーボードのくぼみで死んでた羽虫と同じ
価値無価値 正直に言って
私がなりたか ....
竜笛が竜の鳴き声であるなら
詩も竜の鳴き声でなくてはならない
ドーナツに穴が空いているなら
詩 ....
いい臭いがする。
もぎたての臭いだ。
もいだ手も臭ってみる。
いい臭いがする。
もぎたて ....
灯りに群れる虫もいれば
闇に灯る虫もいる
子供と大人ははっきり区別され
子供の目的は大人に ....
良心、それは
ロウソクの灯のようなもの
子供のうちに灯してあげなければ
芯はまもなく湿ってしま ....
空があり風があり
時は世界樹をかけのぼって
あしたへとながれてゆく
だれかが小ちゃなブルー ....
死角がない人を全能という
視覚がない人を盲人という
月の裏側に着陸した資格を
死角はそれ ....
弱い負け続きの意思を晒して
なにをどうすれば最善と思う?
真っ青な嘘の太陽に近いのは
エア ....
竪琴を抱え
星の間に立てば
亀の甲羅に響くのは
繰り返し呼ぶ
あなたの名前
今 ....
陽の海に眠る白い花
失恋をして蒼い実になり
愛を失くして赤く熟し
もういらないと
摘 ....
聞こえるはずの
ない声
感じるはずの
ない気配
帰るところのない
独りは
....
駅へと続く道
朝は通勤通学のみなさんが
昼には食事 買い物 外廻りのみなさんが ....
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