春ちかい穴ぐらで
かなしみを咀嚼せよ
虎たちの夢は光り
鳥は飛ぶ
羽根がなくても
あまりの寂しさに
体からスライムを出せるようになった僕は
だれも覗かない自室の中で強張ると
無 ....
タイトルが良い作品は何度だって読みたくなる
別に詩に限らずなんだってそうだ
映画でも音楽でも小説 ....
自称詩人の投稿には
毎日がっかりさせられる
よくもまあこんなに
才能ないもんかと
普通こ ....
あなたは少しだけ震える声で
言葉を世界へ解き放っていく
それは遠い未来の記憶だ
空のこと、風の ....
転
転
転
回った先に
円
線
ペン
あなたの愛する実験が
ステレオ越し ....
名誉のために戦え
といわれ
病を患えば
病と闘え
といわれ
いわれた本人も
....
ヘッドホンで蓋をして
世界の全てにさようなら。
頭の中で騒ぐ感情を
小さな機械から溢れ ....
空気穴を
塞ぐ粘土質の
呼吸が捲れる
酸素を燃やすマグマ
ジクジク腐る肉呼吸器
干上がった ....
「モラトリアム」
貝殻の中で
海の響きに耳を澄ませていた
澱んだ温かさの中で ....
、だったら何が
かたくなに追跡し続ける
エネルギーは太陽電池
発熱
炎が
軋轢が薄荷臭
....
その店は
聖なるものを売っている
行けばすぐわかる
店の奥から
神々しい光が溢れているから
....
今日歩む道、暖かく
急な変化に神経乱れ
沸き起こる不安感に
吐き気を覚えながら
垂直に見上げ ....
私達って毛細血管の一部だよねって、帰結する。心臓の毛細血管だよねって、帰結する。私達って全然違うのに ....
14rows, 0.99sec.