わかんない
押し出される必然に
詰まりに詰まった状況に
針、垂れるように詩が落ちる
....
冬野過ぎゆく風、
冬枯れのしろい空
痩せた私のこいびとが
その空をみあげて武器を振りあげる ....
(つづき)
花火とは神様の、空のホコリ叩きなのだ。ぬるくなった秩序や人の営みを正しているのだ。しゃ ....
今日が、微睡んだ瞳の奥で
希釈されていく
感情は、乾いた風に吹かれ、干からびて
身 ....
{引用=(*筆者より―― 昨年暮れ辺りに自分のかくものがひどく拙くなつてゐることに気付き暫く充電する ....
少年期の 苦悩が
舌の上に 暗く燃える
燎原の火とも 思しく
火力を 増幅する
のたうつ ....
一人にたった一つしか持たされていなかった
それを
いつかは黄泉の国に落としていまうとわかっていて ....
広い空にはなんにもなくて
仰ぎ見る人は口を開ける
これは翼、と
遠いところへ行くよ
子供 ....
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