(慟哭)
世界に影を落とした優しい諦めを知らないで惨めな豆腐の角はたいせつに磨いたアクアの舌。 ....
好きな人がいる
当然
嫌いな人もいる
それ以上に
好きでも嫌いでもない人がいる
私とい ....
6人惨殺の手法を採り入れて
自称詩人の頭部に
大鉈を振るったものの
スコーンという
手応えの ....
月光よ
私の愛する半身よ
貴女はどこに
私はきっと見つけよう
闇の向こうで佇む
貴女 ....
戦争末期
遠い南方の密林で銃弾を浴び
そのまま朽ちて骨を晒続けている私の伯父。
行きたくな ....
疑問があります
人間は本当に
サルから進化したのでしょうか
とても疑わしい
せめ ....
目隠しされてる
死への道
いきなり出会う
そのしるし
飛ぶか落ちるか
光か ....
今の世に生まれ、目が見え、耳が聞こえ、口が利けるものとして
言わなければならないこと
....
「まぼろしと不全」
スープがあふれていて 汚い 興奮 興奮 光
知っている
そしてマネ ....
埋めたものはずっと
埋まったまんま
何埋めたっけもう
種なんかもうどこにもねーもんな
....
寝入ると
毎夜
過去からの手紙が届く
楽しい手紙
苦しい手紙
後悔の手紙など
次々と届く
川多い広島市内三角州豊かなものを運ぶ太田川
広島市の川から宮島繋ぐ船数カ国語が飛び交う船内
....
羨望の残存熱にうだる固形物の満月(漏斗の時間)と鎹を手放さなかった哀愁
(弾力の時間)と詩中主体( ....
指の先には爪が伸びる
それは
人も獣の証なんだろう
指の先に爪が伸びると
たいがいの男は ....
君の白い指先に焦がれた日から
わたしの日常は彩度を増した
苦しいと思ってしまったら 負け ....
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