夏の名残の中で曼珠沙華が咲いている

あの花には毒があるんだっけと思いつつ

風に吹かれ揺 ....

雲上はいつも青空鳥渡る
紫と茜が交じる時間帯、ぽつりと街灯がひとつ灯った。
誰も通らないような道に、ひっそりと光が現れる。 ....
バカ貝は
本当の名前があるのですが
脳が軟らかくなってしまって
思い出せません
それを良いこ ....
髪の毛の抜ける軽さで舞いあがったビニール袋が
ハの字に並んだ社宅のあいだを海溝にして見えなくなる ....
頭の中の
折り紙が一枚

翼を広げて
羽ばたいていく

飛行機雲の
交わる中心に
何 ....
うねる雲を見ていたら
わたしは私でなくなっていた
わたしは流出して溶けてしまい
涼風とともに雲 ....


窓越しに見えた遠くの山嶺は厳しく青空を背負っていた。僕は君という緑を己の緑に重ね合わせて、溶 ....
わが家に小さなかいじゅうさんがきた

全身毛に覆われて
細くながーいしっぽなんかつけちゃって
 ....
ひとりぼっちの
さびしい こどもが

みあげる

一番星。

父さんかしら

母さ ....
水と二酸化炭素でできている
炭酸水は僕と同じだ

塩も砂糖もない
味気ないところも同じだ
 ....
白い金平糖を

ざりり と噛み砕いて

君の骨と置き換える

さらさら 粉になった君は
 ....
はなくそに
私がくっついている

はなくそが
前にすすむと
私も一緒にすすむ

私の ....
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2018年9月17日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_かば自由詩018-9-17 23:38
鳥渡るchihar...俳句3*18-9-17 22:03
街灯言狐自由詩118-9-17 21:34
ツノラー「バカ貝と水虫」花形新次自由詩018-9-17 20:17
影をひく、日向にぬかる吉兆夢自由詩418-9-17 20:00
ミナト 螢自由詩218-9-17 19:06
わたしひだかたけし自由詩1218-9-17 14:43
ふたつの命葉leaf自由詩018-9-17 14:27
かいじゅうさんラムネ自由詩018-9-17 12:29
一番星八木ヒロマサ自由詩018-9-17 12:21
炭酸水イオン自由詩018-9-17 12:02
金平糖の空想赤椿自由詩118-9-17 1:54
はなくそ次代作吾自由詩018-9-17 1:11
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