十二月
燐 ....
いつしか私は詐欺師に仕立て上げられてしまった。
弁解が面倒だからこのまま詐欺師として身を散らそうか ....
高三の卒業式は
私達が一致団結して
失敗した日になった
去年の４月
偏屈で知られた先 ....
此岸から彼岸へと
車の葬列が往き過ぎていく
勝鬨橋の寂しいど真ん中
ぬばたまの闇色鏡を
滑っ ....
今日は詩を書きたい気分なのです。
今日はとても良い詩が書けそうな、
書いているうちに、なにか ....
月白色の街に降りてみた。
寒色の気持ち。
暖色の気持ち。
両方を持ってきた ....
満員というほどではない
そこそこ混んでいる電車の中
ノートパソコンを膝の上に置いて
詩を書いて ....
散策コースの奥にある 硫黄温泉
一度 行ってみよう！って 云おうと思ってた
追い駆けて来るよ ....
せっかく生きているんだから
今日も一片の詩を書こう
野の花のように
だれにも見られなくても
....
高級な老人ホームに入りたいホテル並みに行き届くサービス
あと三日経てば今年は終わりゆく身体の疲 ....
10rows, 1sec.
