遠い旅路に目を凝らせば
吹雪の風によろめきながらも
なんとか歩いている奴の姿が
幻のようにぼや ....


音楽雑誌の裏表紙で好きな音を探した。
新しい知識と歌詞で心は満たされた。
ヒットチャート ....





海のなかの
窪みはあふれる
浪は押し寄せ
押し寄せ 吹き上げ
幾度も幾度 ....
こころ決して身を投げる
あなたの瞳の奥底へ
海の深みに沈んで落ちて
胸苦しさに酔いしれて

 ....


いつからか
お喋りですら
怖くなってしまって
今に至るのです

ふわりと暖かい風が ....
つきそこねた手鞠を追う様に
それは穏やかな足取りで
少女は薄闇の向こうへと
消えた
金木犀色 ....


  雨はいつ止むのだろう
  あなたの柔らかな胸のなかへ
  いっぴきの野犬をときはなち ....
晴れた朝は寒いよ
抱いた膝さえも
もっとどんよりと
できれば空から
私に呼び掛ける様に
何 ....
「ただのキスよ。最初で最後だから...忘れて」 
報われることはないと知りながら 
君への想いで ....
そうね、あたいが気にしているのは
女性器の呼び方ね
辞書に載っていないような
言葉は使わない
 ....
.





聞いて 聞いて!








なーに おにーさん
 ....

漠然とした不安に
暑苦しいくらい重ね着させて
頼りない平気に
大袈裟な添え木をして
大丈 ....
自己愛に溺れ
生の卵を糧に
真っ白く継ぎ目の無い美しい理性

透かして見える血の筋の
隠 ....
タコの足を遠心分離器にかけてプラスチックにしたような洗濯物を干す器具に色とりどりのタオルを干して強風 .... 誰かが笑うその先に
誰かの醜態があり
その滑稽さが
僕らを笑わせる

人は悲しみが好きだ
 ....
オルガンが響きわたる
神聖の声
共鳴ししびれる四肢
びりびりと降りそそぐ音の粒
光はそこから ....
濁ったカンジョー かぶせてチャーイ
小鍋でふつふつ 煮出すチャーイ
しみでるチャイは 濃いチャイ ....



贈与ほどけがらわしいものを私は知らない。それはいつも善意や愛という面持をしながら、結局は ....

君という人に
話したいことがたくさんある

初めて君がいた立場になって
あのときの君の ....
風にさらわれる熱
36.7℃の体温さえも
あなたのために
と前置きしてもらわないと
わかることができない
愚図な女の子がいて
街頭でこ ....
まぼろしをみているのではない
みずうみが現れて問うのだ
「なぜ来たの」
「だってわたしのなみだ ....
四歳くらいだった
目覚まし時計を
何を思ったか
分解バラバラに
親に殴られ
組み立てを試み ....

「昨日だよ弘法さん」とボケてきた君を黙ってハグした冬至
持ち主に忘れ去られたものたちの涙の雨は虹を架けない
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2014年12月23日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
笛の音  服部 剛自由詩314-12-23 23:55
夏歌を聴く藤沢自由詩214-12-23 23:53
夜へ 水へ木立 悟自由詩414-12-23 23:49
無邪気な竪琴ただのみきや自由詩18*14-12-23 23:18
青い心瑞海自由詩6*14-12-23 22:46
消えた北井戸 あや...自由詩214-12-23 22:15
雨の歌草野春心自由詩714-12-23 21:21
冬の朝ドクダミ五十...自由詩314-12-23 20:23
EVE文字綴り屋 ...自由詩014-12-23 20:00
下ネタの語り方花形新次自由詩014-12-23 19:41
あわてんぼうの三男坊世江自由詩014-12-23 18:54
三日月の国nonya自由詩16*14-12-23 17:51
蛇の道塩崎みあき自由詩4*14-12-23 17:09
_木屋 亞万自由詩1*14-12-23 13:52
誰かが笑うその先にopus自由詩014-12-23 11:46
炸裂する感受日々野いずる自由詩5*14-12-23 8:58
チャイ☆ラップとよよん自由詩3*14-12-23 8:16
贈与葉leaf自由詩214-12-23 6:16
まだ消えていないこと無花果自由詩114-12-23 5:43
思い出への転換点はて自由詩114-12-23 2:30
…午後から首都圏は雪もっぷ自由詩614-12-23 1:51
さざなみ自由詩414-12-23 1:50
分解ドクダミ五十...自由詩314-12-23 1:26
「昨日だよ弘法さん」とボケてきた君を黙ってハグした冬至北大路京介短歌414-12-23 1:11
持ち主に忘れ去られたものたちの涙の雨は虹を架けない短歌214-12-23 1:11
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