我々にとってスポーツは
プレイするものではない
生きることの延長だ
だからただ遠くにヤリを投げ ....
甲殻類が内耳を食い破る夜だから
獣のように丸まって時を凌いでいる
リンパ管を ....
こんこんあんたはどこゆくおひと
日もくれ 野もかれ たびするおひと
げるげろ ふとっちょ ひきが ....
ようやく
二本足で歩きはじめた我が子が
草はらで不意にしゃがみこみ
石ころや小枝を見つ ....
さちこさんは
聖書を
私に読んできかせた
「ヒソプをもってわたしを浄めてください
私は清くな ....
私は生を受けてから このかた
目的について思いをはせることなど
滅多になかったと記憶しています ....
アックア・アルタの夜
サンダルを脱いで 広場を歩いた
さざ波を切って進む 船の気分
月はぽ ....
まるで息の音が止まったみたいに
音楽が終わった
僕はCDを取り出して
適当に歌ってケー ....
そう言った彼の心臓を
想像するとハトだった
つぼみのようにはねを絞った
てのひらサイズのむ ....
上から目線に竦められて
声も平たく聞こえる
コロラトゥーラソプラノの声が
頭の後ろから貫通して ....
宇田川の遊歩道で煙草を吸う
山の手の内側に来ると否応なく煙草が吸いづらい
病院に行ったら先生が学 ....
その夏は、
白い壁に囲まれていた
ただ、陽射しだけがまぶしく笑い
ただ ....
僕以外人のいない
この無人島で
僕は一人だ
見えるものは木と海と
空と白い雲
....
窓に映った
もう一人の自分が
笑った
そうか
僕は笑ったのか
いや ....
私で満ちた法廷に後回しにされた主文
派手に殴られてオリオン座見つけた
愛されたいと啼くカラスになりゴミをあさっている
わたしがまだ、
母のお腹の中にいたときの記憶。
狭いアパートの四畳半。
低い天井。
薄暗 ....
神様がくれた言葉を忘れても
大丈夫大丈夫
どうってことねーよ
神様がくれた役割なんてわすれ ....
大学生協で
映し出された
雨交じりの
少し近い喧騒
バスの中で教えた
正しいバンドの名 ....
その日
マーマンはただ眺め続けることしか出来なかった
マーメイドが泡になりながら天へ昇っていく光 ....
年老いた椅子
かわいそうに
傾いで
奇妙な靴を履かされて
わたしたちがした
キスの ....
太陽光からLEDにかわる間に抜け落ちた光が
泣きながら空に帰っていく
そのスピードでも明るさでも ....
繁華街を歩けば匂いがする
ラーメン屋はすぐに見つけられる
好みの店を見つけて
自分に合った ....
....
歪んでいるこの音が心地よい
衰えた左手の指が
強く弦を押さえられなくなっていても
コー ....
望み通り、雨は降りはじめ
びしょびしょの街で
ふたりは渇いて座っていた
気持は
どこ ....
鳥のくせに空が飛べないなんて
と言われても
空を飛ぶのは結構大変なんだ
体重減とか
....
非常に退屈なので
ぐちぐち煩い隣の国に
主体的に
積極的に
攻撃を仕掛けようと思う
ア ....
ああ
そうです
そのとおりです
私の思う世界では
なかったのです
世界はわがままで残酷
....
〈人間失格〉
一人一人の人間には基準がないから失格も合格もない。
人が他人と関わるとき基準が生じ ....
きのう救急車着たけどどこのおうち
何時ごろ?
そうやねニュースステーション終わったあとぐらいやろ ....
三時を過ぎると
僕等はベットにダイブする
五分もしないうちに
動物みたくじゃれあうのさ
向か ....
ウンコのケツを拭くとき
トイレットペーパーを
何重にも巻くのに
スイートスポットを外して
し ....
星の王子様は
蛇に咬まれて
しんじゃうんだよね
ってうっかり言ったら
最近その本を初めて読了 ....
2014年6月28日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ポール・ンガベ「フットボール選手」
花形新次
自由詩
3
14-6-28 23:48
ぐしゃぐしゃに食い散らかす — Meatlocker —
ホロウ・シカ...
自由詩
2+*
14-6-28 23:42
てまりうた
乾 加津也
自由詩
11+*
14-6-28 23:23
接続
千波 一也
自由詩
9
14-6-28 23:19
私が子羊だった時(part2)
Lucy
自由詩
9*
14-6-28 23:02
目的についての考察
小川麻由美
自由詩
4*
14-6-28 22:59
広場
藤原絵理子
自由詩
3*
14-6-28 22:54
プレイヤー
凍月
自由詩
6*
14-6-28 22:32
ハートの密談
犬大好き
自由詩
4*
14-6-28 22:05
低題
あおば
自由詩
7*
14-6-28 21:33
池袋彷徨
馬野ミキ
自由詩
3
14-6-28 21:13
あなたの歌
草野春心
自由詩
3
14-6-28 21:12
一人独り
凍月
自由詩
1*
14-6-28 20:47
虚像
〃
自由詩
1*
14-6-28 20:31
私で満ちた法廷に後回しにされた主文
北大路京介
自由詩
3
14-6-28 20:22
派手に殴られてオリオン座見つけた
〃
自由詩
3
14-6-28 20:22
愛されたいと啼くカラスになりゴミをあさっている
〃
自由詩
5
14-6-28 20:22
胎児の記憶
chihar...
自由詩
5*
14-6-28 16:46
無心の無神論者、精一杯の言葉を尽くして佇む自殺志願者に話しかける
竜門勇気
自由詩
1
14-6-28 16:13
12年
ブルーベリー
自由詩
1*
14-6-28 15:36
追憶のマーメイド
ゴースト(無...
自由詩
1*
14-6-28 15:23
靴
はるな
自由詩
4
14-6-28 15:04
時間と光
クローバー
自由詩
1*
14-6-28 14:24
ラーメン
夏川ゆう
自由詩
2
14-6-28 11:45
削除
atsuch...
自由詩
4*
14-6-28 11:34
心地よい歪み
ichiro...
自由詩
7*
14-6-28 11:27
びしょびしょの街
はるな
自由詩
2
14-6-28 10:30
ペンギンー旭山動物園ー
イナエ
自由詩
6*
14-6-28 9:35
戦争をする国になる
花形新次
自由詩
1
14-6-28 9:01
自分たちのサッカーができなかった
uminek...
自由詩
7+*
14-6-28 8:15
人へ
葉leaf
自由詩
1
14-6-28 7:01
救急車
アンドリュウ
自由詩
0
14-6-28 3:35
BedScene
北橋勇輝
自由詩
1
14-6-28 3:20
敗因分析
花形新次
自由詩
3
14-6-28 1:24
星の王子様
Lucy
自由詩
8*
14-6-28 0:43
35rows, 0.99sec.