煮た竹輪と梅干
飯には煮汁が染み込んで
みっともない模様を描いていた

蓋で隠しながら
弁 ....
今日も一日が終わる
大好きな人とかわした
何気無いメール

公園でランチをしている時に
隣 ....
傘かしてあげたんだね、あまがえる


登下校

雨に降られて泣いてるあの子の


気 ....
その橋を渡る気もないひとびとが

渡ろうとするひとを笑っている、もしくは批難している

渡ろ ....
預言者は悪いことばかり預言する

悪いことのほうが需要があるから?

悪いことのほうが需要を ....


名もなき
地に居て
ふるさといずこ

立つ
土の上
根はあるか

 ☆

 ....
六本目の指先が触れる
 そっと 盗みを働くように

刹那 満開の{ルビ紅=くれない} 破顔して ....
薄給を補うための朝刊配り
早起きは三文の徳
それとも 
  貧乏暇なしか

 夜が青く澄み ....
親愛なるショウコ様

わたしは有りもしない食事を温めます
冷静な面持ちで 本質は野蛮
回りく ....

スーパーの棚で
一年中,姿を見かける
外は夏日だというのに
エアコンかけて,鶏の水炊き
 ....
リビングの照明カバーの中に黒い小さいものがある
多分小さい虫の死骸
当分蛍光灯を交換しなくていい ....
ひょろろん と 伸びたスライム 手にとって
オロロン と 嘆く

声も 細く 通らないのは 冬 ....
あなたに見えている
わたしがすべてです

なんて

言えたら
こんなに苦しくはないのに
 ....
俺の言うことを聞け!
さもないと、このブスを撃ち殺すぞ!
「いやああ、助けてええ!」
うるさい ....
   1

 灰色のソネット

燃え尽き、まっ白な灰に
なり、風に散った、
夢がま ....
意地を張る胸なんて 私が風になって吹き飛ばしてあげたい
意地の自覚のない幼い心の齢に 強靭な風にな ....
春の汗を犬がひっぱっている フォークの握りでボール抜けなくなっている
工具買って直せず
蟻の入った梅酒を蟻ごと飲んでキーの高い歌を唄う たまごやきを焼いた
ウインナーを焼いた
普通のお昼ごはんをたべる

病んでいるという
君か ....
病棟の面談室で
並んで座った僕と君は
三五年前と同じで
とりとめもないことを話す

天井は ....
初めて名刺を作ったころ
職場には峰が幾つもあって
明るい未来が透けていた

登りはじめて気付 ....
かあさんは白
とうさんは黒
ばあちゃんは茶色で
じいちゃんは巻き尾
そのまたばあちゃんが
 ....
桜 花咲くその奥に
飛行機雲伸びてゆく
柔らかな 春
でも 私は知っている
君の心は 静かに ....
おやすみと一言言えば眠くなる良いも悪いも無い夢を見る

友達に手紙書こうとペン握る握っただけで思 ....
本能を呼びさます最高の力は母性である

個体の保存よりも重大な利害のある種の維持をつかさどって ....
初夏の月から
降りそそぐ
その耀く光だけではなくて
少しずつ零れる
綺麗事のような陰は
ど ....
山の桜は満開でした
おとうさん桜だよ
見える?

父は眼を見開いて
悲しげに少し眉を寄せて ....

アドバルーン再再稿




「目的地まであと10分です」


(母 世田谷区)
 ....
塀のそばをとぼとぼ歩く
五月のゆくえはただ次の季節を目指し
露を散らしたばらを放つように咲かせて ....
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2014年5月12日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
弁当山部 佳自由詩1114-5-12 23:09
おやすみそよ風自由詩014-5-12 23:03
傘かしてあげたんだね、あまがえるしんおん、自由詩0*14-5-12 23:01
その橋を渡ろうとするひとへ吉岡ペペロ自由詩814-5-12 22:32
預言者への素朴な?自由詩114-5-12 22:27
名もなき地の夜シホ.N自由詩414-5-12 22:12
趣味と罪悪ただのみきや自由詩11*14-5-12 21:59
分け前自由詩12*14-5-12 21:58
手紙:RONYORISYOUKO自由詩15*14-5-12 21:50
春菊藤原絵理子自由詩8*14-5-12 21:31
照明カバーの中の黒い小さいものを見て想うichiro...自由詩19*14-5-12 20:05
オロロンドレッシング藤鈴呼自由詩2*14-5-12 19:04
はなもとあお自由詩414-5-12 18:59
ブスジャック花形新次自由詩014-5-12 18:58
14 の ソネット♪ハァモニィベ...自由詩3*14-5-12 18:20
意地の子への最後の叱咤朝焼彩茜色自由詩8*14-5-12 17:55
春の汗を犬がひっぱっている北大路京介自由詩114-5-12 14:38
フォークの握りでボール抜けなくなっている自由詩014-5-12 14:37
工具買って直せず自由詩914-5-12 14:37
蟻の入った梅酒を蟻ごと飲んでキーの高い歌を唄う短歌114-5-12 14:37
定食朧月自由詩114-5-12 12:37
面談室……とある蛙自由詩20*14-5-12 12:14
イナエ自由詩12*14-5-12 10:53
MIX(もらったもので出来ている)そらの珊瑚自由詩17*14-5-12 9:46
『うずく』にかほ あや自由詩414-5-12 9:29
逢いたい人夏川ゆう短歌014-5-12 7:58
◆精霊はその望むところに息吹をかける◆ (ファーブル昆虫記五巻を使ったコラージュ詩)こひもともひ...自由詩6*14-5-12 4:31
月の音色をりゅうのあく...自由詩8*14-5-12 1:43
Lucy自由詩15*14-5-12 1:21
アドバルーン(いつかみんなにワイドショー用に用意されたコンフェッション)モリマサ公自由詩514-5-12 1:17
路地にて春日線香自由詩314-5-12 0:00

加筆訂正:
月の音色を/りゅうのあくび[08:24]
タイトル改題・推敲
月の音色を/りゅうのあくび[08:06]
遅筆のため推敲
月の音色を/りゅうのあくび[07:28]
遅筆により推敲
月の音色を/りゅうのあくび[02:15]
遅筆により推敲
31rows, 1.03sec.