『休み時間』



前髪が縒れて見えなかったのは
なぜだろう
なにが見たかったのか
 ....
私たちは踊る
円の軌跡を描いている
踊り疲れた貴方
今日の最後の時間
ウィスキーを飲んでお別 ....



高層窓には

飼い馴らされた
セレモニー



夜毎
あどけない肯定が
 ....
あなたには
笑わせたい 人は いますか

笑わせたいひと と
笑いあって いますか

笑 ....
石段の上に腰を下ろして拾った柿を食ったら
随分まずくて捨てた
雲が途切れていく向こうの
群青の ....
今日も飛び交う正論の中
まくらを盾に這って出る
ぎざぎざのネイルを施したおまえの搦手に
理論武 ....
あの頃約束した想いを守れませんでした

誠実なふりして格好つけていました

求めるばかり我が ....
大地に降り頻る金色の毛はブロンド女の陰毛でそれを知らないから食べたりできるのだとチュパカブラがフェイ .... とある日に

みんなうまれてきたというのに

今日はとくべつな日だった

それだけで
 ....
だれにでも好きな位置がある
それは例えば常連のBarの席や
馴染みの喫茶店で座る席

Rac ....
騙したり
騙されたりが
あることは聞いていたけれど
本当は何も
知らなかったのかもしれない
 ....
猫飯

帰ってきたのは、夜が明ける頃
雲が右から左へ
流れてゆきます
とかげがしゅっと
 ....
苦甘い鮟鱇の声夜明け前 犬がワンワン吠えるので外を見たら 月がキレイだった 宇宙が素足で降りてくる あなたの笑顔に金メダル n次元関数の座標軸の一端にしがみついて
グラフのn次曲線を眺めている視点から
三次元を眺めると歪 ....
 本意として巣箱は天井が取り外し可能にしてある

開けてみる 開けた事は 光感知に 鋭敏な おめ ....


 木立からうまれた
 馬たちは渓谷の水を
 跳ねて
 氷の粒のような
 白い息を吐い ....
糸が切れた首飾り

はずむ毬のように真珠たちが転がっていく

この道のむこうに海があることを ....
葱のねっこを捨てずに水に挿しておく

数日のちにその断面からあおい芽が現われて
明日にむかって ....

言葉を何度か口にした
昔の方が
まだ 良かった 景気は 
それは 一体 なぜだろう 

 ....
その日唐突に乱れ散った雪は
特別の匂いがした

かさりかさりと私の知らない音がして
歓声がぱ ....
きみが写真のなかで笑う
だけの日日になって
きょうも散歩道には
影法師が一つ
靴音も一人分
 ....
君の名を呼んでいる 誰かが

そっと、呼んでいる 誰かが

君は振り返る、その時

街路 ....
らっぱっぱ
らったった

ラッパ の パッパ
ピーチク パーチク
種撒いて

咲くかも ....
親指と人差し指をくっつけて

くるくると

小さな切れ端か何かをまわしてごらん

そよそ ....




花のなかの蜘蛛が
雨を見ている
花を踏んでも 花は花のまま
垂直や そうでない ....
僕はだれにもあいたくはなかった
きみいがいのだれにも

僕にはうたさえなかった
でもちんもく ....
着かざりの甲殻類の魂が戦車に乗ってゆくところは
街の白いコンクリートのまぶしい場所
未来への憧憬 ....
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2012年12月12日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
休み時間まきしむ自由詩112-12-12 23:31
踊り疲れて黒髪自由詩212-12-12 23:26
つややかリップ千波 一也自由詩5*12-12-12 23:13
笑わせたい人藤鈴呼自由詩11*12-12-12 23:00
ズボンをはきなおした瀬崎 虎彦自由詩412-12-12 22:35
まきびしと布テープカマキリ自由詩112-12-12 22:29
嘘つき夜の盗賊団自由詩112-12-12 22:06
_自由詩012-12-12 21:42
とある日に吉岡ペペロ自由詩312-12-12 20:52
位置取りHAL自由詩4*12-12-12 20:50
仮名の告白2花形新次自由詩112-12-12 19:44
猫飯まきしむ自由詩3*12-12-12 19:31
鮟鱇北大路京介俳句312-12-12 12:49
犬がワンワン吠えるので外を見たら 月がキレイだった自由詩312-12-12 12:47
宇宙が素足で降りてくる自由詩412-12-12 12:47
あなたの笑顔に金メダル自由詩012-12-12 12:47
再度 視点……とある蛙自由詩7*12-12-12 12:44
ねずちゅうが何故にわたくしの指に反応するか?ドクダミ五十...自由詩4*12-12-12 12:43
河の匂い古代 透自由詩4*12-12-12 12:20
仮住まい/師走の街角で信号待ちをしているそらの珊瑚自由詩9*12-12-12 10:22
自由詩14*12-12-12 9:06
レクサスは高級車に見えない番田 自由詩312-12-12 2:19
はつゆきをいまMélodi...自由詩312-12-12 2:18
慟哭もっぷ自由詩512-12-12 1:51
「君」を求めてyamada...自由詩012-12-12 1:37
花いちもんめ藤鈴呼自由詩1*12-12-12 1:35
これも何かの縁だから灰泥軽茶自由詩4*12-12-12 1:21
夜と白 Ⅴ木立 悟自由詩512-12-12 0:44
あいびき梅昆布茶自由詩1312-12-12 0:27
寄居虫鈴置友也自由詩2*12-12-12 0:14
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