雨の日の地下室で
僕らはコーヒーを飲んだ
君はホットで 僕はアイス
隣の二人の会話が大 ....
苦しくなったね
言葉がでなくて
誰のせいでもなく
死んでゆくのだ
{引用=--- ....
ひとつ、またひとつ
豆腐が落ちていく
月のテーブルから
+
引継 ....
蹴り飛ばした意思の行方は風まかせ本当はずっとこうしたかった
太陽に背く向日葵おまえもか不適合っ ....
{画像=110522224220.jpg}
気が付くと雨の音があって
全てが濡れている。 ....
昼下がりにお弁当を持って出かけよう
どこまでも続く碧い草原で
スコップを持って半歩先を進む
木 ....
美容院の新人の男の子のユビが胃がすくむほど冷たくて
君のゆびの冷たさを
記憶に呼び起こされた ....
昨日が楽しすぎたから
今日こんなに寂しいわけじゃない
嘘をつくのだって
ほんとうのせいじゃない ....
わすれていた
おまえからの電話とか
おまえへのメールとか
手紙とか年賀状とか
「結婚おめでと ....
雨が僕を降っていく
人々の通りの中を
歩いていく僕の肩を
雨は容赦なく叩きつけ
&quo ....
ひとにとって
飲み食いは、必要であり快楽でもある。
と書きだして、交合は必要であり快楽で ....
なぜ詩なのか
面倒臭くて つい
手軽な言葉を投擲してしまった
口淋しくて ....
蝶ちょに話しかけたり
ヌガーの包みを集めたりする
きれいなものがすきで
両うでに花束を彫り ....
風が途切れ
銀は降り
野に鉱の手を
描きつづけている
冬の雨の指 ....
あなたが
うとうとしはじめたのを
向かいのシートで
見ていました
とても疲れているんだと
....
私の子供に生まれてきてくれて本当にありがとう
君の存在は私がここに生きた証となり
そして ....
誰も知らない物語
みんなが笑ってた話で ひとり笑えなかったこと
みんなが馬鹿にした話を ひと ....
丸い海岸線の向こうから はたまた山の背後から
満点の星空に向け 数秒の誤差を生みつつ
絹で編ま ....
幸せにしてやる
なんて失礼だよね
そんなこというから
雨だってどしゃぶるよね
幸せってな ....
ぼくの言葉が
発した時から
ぼくの元から
たくましく
しっかりと
旅立っていって
....
私の物語のなかで
私はきみを幸せにしたいのに
物語はそうならず
きみもそうならない
....
ペットボトル栽培の並んだ
彼女の菜園を見つめる
二匹の猫が
僕の気配に、耳を動かした
機 ....
朝のテーブルに
残されているあなたの心
さみしかったんだねって
気づくのがなんで今なの
....
深夜1:59
繁華街では
子供を乗せたママチャリが
私の目の前を横切る
....
おさけもたばこも
やめられなくて
だらしないと
ひとはいうけれど
わたし ....
ひえいざんで
やかれたこどもも
いたのだろう
ゆうふくすぎるということは
ま ....
迂闊に触れてしまえば今にも砕け散りそうな眺めを1470回
薄くなった頭皮のその奥からぼんやりと嗅ぎ ....
私は歩いた
眠かった 私は
そして いつもどこかに立ち止まっていた
何かを探し求めて 生 ....
ぼくが寝付けないのは
すこし飲んだアルコールのせいか
食後のあとのコーヒーのせいか
それとも ....
かさかさと
衣擦れの音
速まって
堪え切れずに
死を君にやる ....
もう付き合って十二年か
お前のイイとこも悪いとこも
朝まで語れる
え?それは私の台詞だって ....
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