幻光音勝る神に重厚せよ焼香する翳り臭いは外耳に渦巻く神秘に激しい光振動を伴い触媒する躍動する精神に若 ....
バラバラと零れ落ちる破片抱いて
流れる雲の行く末を見ていた
二本の柱が支えるこのカラダ
....
帽子の先から
玉の映像
ゆっくりと
重力に乗り
顔の岬
合羽の隙間
船で抉りとられた ....
これが、かのん
これが、かのん、の
お人形のぽぽちゃん
これが、かのん、の
お人形の ....
道に置かれた花、崩れていく
カサカサと干からびた音をたて、楽器に変わる
何かが崩れいく音 ....
狸小路のロシアン料理店 友人の家族と食事に来た
店の名は忘れた 目立たない小さなお店
....
ぼくの愛する人 ぼくの恋人よ
きみの歯が入れ歯になるまでの{ルビ一世=ひとよ}
その時までずっと ....
森はあたしの同級生で
森というのは苗字ではなく名前で
苗字は山田とか佐藤とか鈴木とか
そういう ....
無理やり緑茶エキスを注入してやる。
片鱗が片隅に残るのならなお、よい。
問いかけがゴム長 ....
異物から目を離した瞬間、
時のうねりがその場の地軸と僕の視界を襲う。
例えて言うなればスロー・モ ....
マンドラゴラマンドラゴラ
君はまたそうやって
マンドラゴラマンドラゴラ
僕の血を吸うんだね
....
次はあなたの番です
鳥が丸い目をくるくるさせながら言った
そんな なにかのまちがいだわ
だ ....
ドナウ川の交番脇を
飛ぶ石曜日をつんざいて
マンテンバイクのレッドロブスター号にて
SOON ....
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