そんなときそらはきれいに見える/ベンジャミン
ド レ ミ ファ そ ら
そ ら
その間にもたくさんの音があることを
君が教えてくれた
少し高めの声で
好きな歌をうたいながら
ささやくように
その歌に似た会話をして
まるで君は そら
だから
そらから降りてきて
また そらへかえってゆく
ここから君を見守るために
そらを見上げようとするとき
そらの色は毎日違うから
毎日見上げようと思った
その色は
僕の気持ちもまぜてしまうから
いつも晴れやかでいたいと
だから
穏やかな詩を書いてから
それから見上げよう
そしたら
僕の気持ちが伝わるだろうか
とか
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