音楽/岡部淳太郎
 
たかく、ながく、ら、をさけぶ、さけべばか
みふぶき、まい、つむじかぜ、ふきすぎる、
いるかのはだは、つるつるにかわいて、うら
ぎるせいてんのひかりを、すかしみる、ら、
をよべば、こたえるはなびら、ひるがえる、
いっついのはながみ、たかく、そらのほうに
ふかく、およいでゆく、ら、のひびき、ひび
けばやまは、といかえし、おさないまいごの
たましいを、ひきよせる、ながれるのは、ら、
とんでゆくのも、ら、そして、ちかすいのよ
うにしみとおって、どんなあくにんののども、
しらぬまにうるおすのも、ら、あちらで、ら、
こちらで、ら、それぞれにさけばれて、この
りょうどにちらばっている、
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   グループ"散文詩"
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