保育所をさがして/モリマサ公
 
ードセンターに飛行機が





多くの人々はそれを映像で知る
あるいは音であるいは文字で
写真で

月日がたちやがて薄れる記憶たちと同様に
なにも知らないままの闇はおちてくる平等に
星たちの数は昨日とさほどかわらない
古くなった観覧車が解体されていくように
わたしたちは原型を失いながら進んでいく

窓の外には何の保証も無く
窓の内側でわたしたちは無邪気にただ笑う
あそこから
あそこまでの空間をよこぎるものを見る
髪をゆすいで毛布で眠る



電話だ





インドネシアでおおきな地震があって津波で何万人もなくなったみたいだけど

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