叫びは どこか彼方へと吸いこまれて 見えなくなってしまい 囁きは そこら中の空気に溶けて 無数の声になってしまう そんな 川べりの日々である そんな 日々の中にあってさえ 祈る人は旅をつづける その足跡のすぐそばを流れている川との永遠の (ような) 二人三脚 旅は終らない 旅はつづく そんな 川べりの日々である 叫びを かみ殺した瞬間があったにせよ [次のページ] 前 次 グループ"歌う川" 編 削 Point(6)