2005 07/09 22:50
ヤギ
一分連詩
一行ずつ
(一分を超えた者はニョクマム一気飲みの刑)
灯いづみ→flame→かぜきり→ヤギ
「はとバス世代をなめるなよ」
はとバスに乗って、観光している醍醐味とは
続く雨の音から逃げれそうだからかなぁ、って
おばさんたちと和みの和をひろげて
「アクセル全開で」と注文することにあり
しかしやたらと横歩き、横歩き
でも、隠したナイフは誰にも見せないように、密やかに、密やかに
黄色いレインコート車内でもきっちりかぶって
噴火した山二分で登るというのはちょっと無理
お楽しみまではもう少しの黒い山
ただひたすら、時節に乗って、はとバスに乗って
いそげ運転手さんいそぐのよっと言葉遣いも乱暴に
焦ることはない このまま火砕流へ
はとバスは飛ばすよ飛ばしまくるよ
どこまでも。あの稜線越えるため
そろいのサングラスに明日を誓って
僕ら丸ごと 音速を超えて