三つの詩を読んで
生田 稔
三つの詩を読んで
現代詩フォーラム、を初めて訪れた。わたしは詩をかなり書いた。なにか詩を書くことに飽きたらず、他の人の詩をもっと見ようと思った。それで自由詩の欄を開いてみた。ポイントの入っている詩を自分もクリックしてみた。そしてエオリアプラン・ディーという作品に出会った。キメラさんの詩である。
エオリアプランと言うのは、イタリアのエオリア諸島の旅行プランのことだろうか。この詩を解題したって意味は無い、この詩を読んで思うのは三行あるいは四行にまとめてある節の内容の調和とモダニテイである。愛などと言う言葉は出てこない、好きも出てこない。でも私の感覚の中に、一つのよい印象を刻んだ。詩は言語絵画とも言え、人の感覚にクールなインパクトや美しいストレスを与えるものであるに違いない。やや強い恋を漂わせながらそれを抑えた落ち着きもあるよい作品であった。
「土に腐蝕した躯
奇跡の孔雀の色彩は
燃えた様に
震えた様に
空中には寝返りの浮世絵
吐息と履歴書の季節」 この連が印象的であった。
創書日和。【初雪】佐々宝砂さん
について。
何ともいえない作品である。あっけらかんとした感じがしないでもない。「壊れ物としての人間」とういう作品が大江健三郎にある、読まなかったが。この詩の内容はそういっているようだ。Life is but a dream.ということも言えそうだ。だが意味するところなど詩にとってはたいしたことはない。全体から伝わってくるatmosphereが心や感覚を引寄せる,そういった意味で秀逸な作品であった。Nice!
ナベダatsuchan69さんに就き
いやはちゃめちゃに面白かった、悪い気分もすっ飛んでしまいました。でもよく考えてあって、なかなか誰でもて作れんのじゃないかとも思います。atsuchan69さんまた作ってくださいださい、次作大いに期待してます。