創書日和「いつもの書き置き。」
狠志

真っ白な紙に、

一言だけ。

整った綺麗ないつもの字で、

見慣れた字で。

「さよなら。」

どこに行くのかな。

わかんないから、

いつもの小さな俺の字で。

「いってらっしゃい。」

見ることはないだろうけど、
いつでも待ってるよ。




自由詩 創書日和「いつもの書き置き。」 Copyright 狠志 2006-12-14 17:16:08
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