ラブレターfrom地球
馬野ミキ

詩を書きたいと思ってて
座って何も浮かばないでいる
君はUFOに乗ってランチを食べながら
友達たちとおしゃべりをしていているね
君の笑い声が一番楽しそうに聞こえてくる
他の女の子たちとは、まるで別。
僕はロケットペンシルを鼻の下に挟んで瞳を閉じる
そうして静かに君の笑顔を創造する
立ち上がってベランダの窓を開けて君を遠くから見つめる
まるで地球の僕には気付いてくれそうにないね。


自由詩 ラブレターfrom地球 Copyright 馬野ミキ 2004-03-07 20:30:52
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