「楽園」を求めても求めても。
千翔

何かを探したくて歩いた。
例えば、自分の無くしてしまった大切な大切な「もの」や、
かけがえのない「おもい」や。


でも、決してこの「ぽっかり」開いた心の洞穴はきっと、
塞げない。ということがもう私には分かっている。

もう元に戻れない過去や想いがあることが分かっている。



でも、見つけたい。
「楽園」を。







歩いて歩いて探して探して見つかったら。

きっと、涙がこぼれるでしょう。



自由詩 「楽園」を求めても求めても。 Copyright 千翔 2004-02-29 22:58:39
notebook Home 戻る