ぽえむ君−望洋−
ぽえむ君
ぼくは詩を書きたい
繰り返される中に
新たな夢が生まれる
今日もまた
朝の散歩をしていると
海に出会いました
風に誘われ
砂浜に立ち海を眺める
潮騒の音ともに
何度も繰り返されるさざなみは
永遠の時の流れ
それでも
自分の心に何かが生まれる
光に誘われ
岩場に座り空を眺める
白雲の流れとともに
絶えず澄みわたる空の青さは
恒久の存在の流れ
それでも
自分の心に何かが降りる
心の中に新たな風が流れ
生への息吹がある
新たな夢が生まれる
明日もまた
語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい