ぽえむ君−雨風−
ぽえむ君

ぼくは詩を書きたい

雨は雨であり
風は風であり
人は人である

今日もまた

朝の散歩をしていると
雨風に出会いました

家を出るときから
雨が降ることはわかっていた

家を出てから
雨に濡れることもわかっていた

歩く方向が
向かい風になることもわかっていた

それでも
雨は雨であり
風は風である

人と人がともにいれば
行き違いがあることもわかっている

それでも
人は人である

風雨の中に身をおこうとも
それはそれとして
生きていることの証である

明日もまた

語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−雨風− Copyright ぽえむ君 2006-06-09 14:26:36
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