ぽえむ君−涼風−
ぽえむ君

ぼくは詩を書きたい

終わりというものがなければ
始まりはない

今日もまた

朝の散歩をしていると
涼風に出会いました

緑の稲が一面に続く
その上を
ふっと涼風が流れる

見上げれば
白雲が青空に浮かび

影はその緑をより濃く映し
風が吹きわたるとともに
濃淡な流れが移っていく

夏の朝
その涼しい風は今日の始まり

風を吸えば
1つの詩が芽生えはじめる

ぼくは詩を書きたい
語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−涼風− Copyright ぽえむ君 2006-06-04 00:53:02
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